ボタンホールの付け方。向き気にしていますか?

ボタンホールの付け方。向き気にしていますか?

皆さんこんにちは

ハピメイド手芸教室のmichiyoです。

 

ちょっとミシンに慣れてきた人は、スモックやエプロン、又は子供のお洋服まで自分で作っていらっしゃる方も多いでしょう。

ところで皆さんはお洋服の「ボタンホールの向き」は気にしていますか?

 

何でもかんでも縦向きで作っていませんか?

 

ボタンホールはアタッチメントがあれば大抵の家庭用ミシンで簡単に作れます。

手縫いでかがることを思えば直ぐに出来上がります。

 

でも、向きまで気にせず手作りしている方が多いようです。

今日はボタンホールの向きについてのお話です。

見渡してみようボタンホールの向き

ご家庭にあるお洋服のボタンホールの向きを見渡してみて下さい。

縦と横、色々なタイプがあることに気付きます。

  • コート:横向き
  • スーツ、ジャケット:横向き
  • カーディガン:縦向き
  • ポロシャツ:縦向き(一番上だけ横)
  • ワイシャツ:縦向き(一番上だけ横)

 

ボタンホールには標準の向きがあります。

実は、業界ではボタンホールの向きに標準があります。

衣類の上に着る外套や、ジャケットなどは左右の動きに対する余裕の為に横向きにボタンホールが作られています。

逆にシャツなど体にフィットするタイプは、上下の動きへの対応と美しさを考慮して縦向きにボタンホールが作られています。

一番上だけ横なのは、首回りに余裕を持たせるのと上下のずれをなくす為です。

 

一方、子供服に対してはどうでしょうか?

子供服と言っても幼児から小学生までいろいろありますが、大人と同じ分類、もしくは横向きが多いようです。

横向きが多い理由としては、元々ボタンの数が少ない事も理由として挙げられます。

入園グッズで作られるスモックも横向きが多いです。

(市販されているスモックの型紙も横のホールしか見たことがありません)

 

スモックは、上に着るもの、活動しやすい、ボタンの数が少ないなどの理由から横向きの

ボタンホールが一般的です。

 

尚、子供の成長過程においては、ボタン留めで苦労される事もあるようです。

ボタン留めに慣れない最初は、縦の方がはめやすいという事例もありますので、その辺りも考慮してボタンホールの向きを決めてはどうでしょうか。

 

その辺りの自由が利くのも手作りの良さですね。

それでは、お洋服作り楽しんでください。

スポンサーリンク

こんな記事も読まれてます