「共布(ともぬの)で作成」って何?

「共布(ともぬの)で作成」って何?

私たち業界人が当たり前に使っている言葉でも、一般の方には「ん?」と言う言葉がいくつかあります。

今回は、そんな中から共布について紹介します。

 

ちなみに共布は「ともぬの」又は「ともぎれ」と呼びます。




 

皆の知っているアレも実は共布だった。

スーツなどを購入するとポリ袋に入ったハギレが付いてくる事がありますよね。

「新しいお洋服を着てルンルン気分で出かけ、出先でポケットに手を突っ込んだらコレが出てきた」なんて事良くありませんか?

これ、想像できるように万一穴があいたりした時の補修の為に入っているのですが、これの事を共布と呼びます。

要は、「全く同じ生地」ってことです。

(余談ですが、かけはぎ修理の専門家にこの共布を持ってお願いすると、殆ど解らなくなるまで修復できます)

 

レッスンバッグの共布とは

入園入学グッズなどで使っている言葉の共布も、同じ意味で「同じ生地を使う」という解釈です。

 

例えば代表的な例が、レッスンバッグの持ち手を共布で作成する場合です。

持ち手にはアクリルテープを使用するのが一般的なのですが、あえてひと手間かけて共布で作成することも出来ます。

こんなメリットがあります。

  • 優しい感じに仕上がる。
  • お気に入りの生地で全体のイメージを損なわずに作成出来る。
  • より手作り感がある。
  • 子供の手に合わせた幅や、好みの固さで調整出来る。
  • コンパクトに収納出来る。
  • テープの分だけ材料費がかからない。(但し布が余分にある場合)

反面こんなデメリットも

  • 作成するのが手間。
  • 強度・耐久性が心配。
  • 使用感はテープより劣る?

特に実際の使用感は好みにより分かれるところではあります。実用性はテープの方が勝るという意見も多いですね。

なお共布で持ち手を作成する際は、強度面を考慮し最低でも4つ折りにし、生地によっては接着芯を入れるなどの工夫が必要ですね。

 

共布は持ち手だけではございません。

その他には、下記の様な使い方もあります。

  • 巾着の紐を共布で作成する。
  • ポケットを共布で作成する。
  • 目印の布を共布で作成する。

 

手作り品の良さは、オリジナリティやぬくもりにあります。

「手間の分だけ愛情も上乗せ!」

そんな時、共布と言うキーワードは結構使えそうですね。

 

以上、今回は共布(ともぬの)についてのお話しでした。

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