飛騨高山 布ら里(ふらり)アンティーク・古布・小物のお店
今日は、私のお気に入りのお店、布ら里(ふらり)をご紹介します。
私が初めて「布ら里」を訪れたのは10年ほど前、ハンドメイド作家のお友達に「古布を販売しているお店があるよ!」と紹介してもらったのがきっかけでした。
その名も、布ら里(ふらり)。
あぁ何という素敵なネーミング! 私にも、こういうネーミングセンスが欲しい。
場所は、観光の街 飛騨高山の古い町並みの中心地にあります。
普段から、布に囲まれて生活している私にとっても「古布」の魅力は格別なもの・・
思わず見入ってしまうほどの美しさや、年月を経て現代に残ってきた時代の深さに、ロマンを感じずにはいられません。
綸子(りんず)とは何? 錦紗(きんしゃ)とは? 平絹(ひらぎぬ)とは?
ついつい聞かずにはいられない私の質問にも、店主の坂本さんは親切丁寧に教えて下さいます。
古布に関してはまだ年代の見分け方もサッパリな私ですが、多少の知識が加わるとモノの見方も変り、価値観や喜びも増しますからね・・・
(またお勉強しにお邪魔します!)
店内には、店主選りすぐりのハイセンスな小物や古布がところ狭しと並んでいます。
もうワクワクです!
扱っている古布は江戸時代から昭和初期にかけての着物。坂本さんはじめ、作家さんたちのアイデアやユーモアが詰まった作品はどれも素敵で観ているだけで癒されます。
ぐるりと見渡せるほどの空間ですが、好きな人にはたまらない、きっと時間を忘れるひと時となることでしょう。
中には人形作家「辻村寿三郎」氏の作品も。こちらは残念ながら非売品だそうです。
他にも江戸ちりめんを使った芸術作品から、お土産としてもお手頃価格な小物まで魅惑の作品がたくさんあります。
・・・とお話し中にも、海外の方がタペストリーを数点購入されていました。日本の優れた文化が異国へと旅立つのですね。
古布はどんどん希少価値が高まっています。形を変えて皆さんの手元で長く愛されるのは、本当に幸せな事ですね。
また、手作りをされる人には嬉しい古布のハギレの販売も行っています。
私ももちろん買ってきましたよ。ハンドメイドのお人形も古布をまとうと更に味を増しますね。バッグのアクセントにしても素敵です。
良いものに触れると創作意欲もわいてきますよね????
ご紹介のお店:<strong>布ら里</strong>(ふらり)アンティーク・古布・小物 場所:岐阜県高山市上三之町82 (飛騨民族考古館隣接) 電話番号:0577-32-1980