ミシンのトラブル、音の変化を見逃さないで!おすすめミシン油
皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
ワタクシ、特に難聴という訳ではないのですが、良く主人に「テレビの音がうるさい」などと注意されます。
また、話し声も結構大きいみたいで、家族で会話していても「隣の家の人と会話してるの・・・」などとからかわれます。
これって多分、普段大きなミシン音の環境の中で生活している職業病みたいなものなんですよね・・・
でも、その反面、主人が気付かなかったような小さな音が聞こえたりもします。
そして、特に敏感なのが「音の変化」。
物が壊れたり、その兆しがある時って良く「音に現れる」って言うじゃないですか。
ミシンってそういう意味では、本当にそういう機械だとつくづく思います。
針が折れたり上糸が絡まったりした時のハッキリした異音もそうなのですが、油切れによる摩擦音など、少しずつ音って変わってきているんですよね。
実際、普通のご家庭の方は気が付かないと思いますが、私たちのように全く同じ型のミシンが2台・3台とあると、それぞれの使用期間によって縫製音が違うのが良く解ります。
でも1台で使っていると少しずつ変化する為、意外と気が付かないんですよね・・・
ミシン油は欠かさないようにしましょう!
ちなみに工業用ミシンは、「油をさす」というよりは「油をタンクへ、ダボダボと補給」します。
そしてミシンの内部をオイルが循環することによって高速回転が維持できる仕組みになっています。
(直線ミシンの場合は、ミシンの下のオイルパンへ、ロックミシンの場合は上部から補給する場合が多いです)
だから、油さえ欠かさなければ、相当長持ちします。
工業用ミシンは中古品でも結構なお値段しますからね・・・
ところが家庭用ミシンの場合は、使用される方もマチマチで「不用意な間違ったメンテを避けたい」こともあり、油をささないようになっている場合も少なくありません。
また、部品もプラスチックや薄い金属を使っている為、いろいろな所が消耗してきますね・・
そして、それらは微妙な音の変化に現れています。
「あれ、買ったときこんな音してたっけな?」というのは、異常のシグナルです。
蓋を開ければ、色んなパーツが摩耗しているのが解るでしょう。
ちゃんとしたミシン屋さんへ持ち込めば、マニュアルにはないメンテ方法など、長持ちさせる秘訣も教えてもらえますよ。
商品を安く購入するのも大切ですが、買ったミシンをいかに長持ちさせられるかも重要ですよね。
決して安い買い物では無いミシン・・大切に使いましょうね。
それでは、今年も楽しい手芸ライフを・・・