布バッグの三角マチ、別マチの違いとは?手作りの際はマチの種類にも気を付けて
皆さんこんにちは
ハピメイド店長のmichiyoです。
入園入学グッズ作製のシーズンに入りましたね。
レッスンバッグを代表とする布製品には、マチというものがあります。
マチとは、ひと言でいえば「奥行き」になるのですが、作成方法により出来上がりの寸法や形も変わってくるんですよね・・
毎年、マチについて誤解されているお客様が見えるため、当店でも「マチについての説明ページ」を設けております。
今日はその中でも「別マチ」についてご紹介しましょう。
布バッグの別マチ、三角マチとは?
- A 別マチタイプ
- B つまみ底タイプ 三角マチ(底マチ)・折マチなど
マチは大きく分けて、それぞれ別の布で作製する別マチタイプ、そして三角マチや折マチに代表されるつまみ底タイプがあります。
つまみ底タイプの場合は、バッグの底と袋口との長さが変わってきます。
そのためサイズ指定されている際は、ヨコの長さをどちらで解釈するかで、大きさが変わってきますので注意しましょう。
入園入学バッグの場合は、ほとんどのケースが三角マチですが、まれに下記のような「別マチタイプ」のご依頼を受けることがあります。
選ぶ布にもよりますが、より自立したバッグなどが出来ますよ。
更に、しっかりさせたい場合には、接着芯や底板を活用されるのも良いでしょう。
また、別マチの作成方法には3つの裁断パターンがあります。
- 横マチ(脇マチ)
- 通しマチ
- 小判底(底マチ)
小判底は底マチとも呼ばれ、底を丸くすれば筒形のバッグにもなります。
別マチの場合は、それぞれ異なる生地を使用して、色合いを変えてみるのも良いでしょう。
また、一枚の布で不足する場合などにも有効ですよ。
「マチ」は比較的皆さんがご存知の用語ですが、それだけに思い込みでイメージと違う事が起こりやすくもあります。
いろいろな種類があることを理解して、どなたかに作製を依頼される際は、しっかり伝えると良いでしょう。
それではまた・・・