「炭八」って知ってる?我が家でやってる窓の結露対策
皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
今日はお部屋の湿気とりについてのお話です。
お布団やお洋服など、湿気を含んだまま放置するとカビ臭くなっちゃいますよね。
私たちのようにたくさんの布を扱う者にとって、これからの寒い時期は、梅雨時以上に生地保管に気をつかうシーズンでもあります。
そんな中、前から気になっていた「炭八」をご提供いただけることに・・
早速試してみたのでレビューしますね。
窓の結露対策
我が家は古い日本家屋なのですが、それでも冬場は窓の結露に悩まされます。
結露が発生する原因といえば室内外の温度差になりますが、石油ストーブがこれに追い打ちをかける原因となっています。
田舎特有で無駄に部屋数が多く、エアコンのないところは石油ファンヒーターを使っていますので、かなり湿度が高くなっているんですよね。その為どうしても窓の結露がひどくなり、毎年恒例ですが冬場の悩みどころとなっています。
ちなみに、我が家でやっている結露対策はこんな感じで、いろいろ試しています。
全部屋にエアコンを付けるとか、FF式のストーブにするとか、換気システムを付けるなどの大掛かりなものは予算的に無理なので、小手先での対応です。
除湿器を利用する
先ずは持ち運びの出来る除湿器です。タンクにかなりの勢いで水が溜まっていくので効果が目に見えて分かります。冬場や梅雨時に洗濯物を乾かす際にも重宝しています。
デメリットは520Wもある為、電気代がかさむことですね。
湿度を監視しながらコントロールする機能があるのですが、なかなか適湿まで下がらず、一度電源を入れるとほぼ稼働状態となっています。
タンス部屋は暖房しない
幸い、我が家はウォークインクローゼットというような小洒落たものは無いので、タンスはなるべくひとつのお部屋に集中させ、暖房は使用しないようにしています。クローゼットも誰に見られる訳でもないので扉は開けっ放しで、小さなサーキュレーターを週一くらいのペースで回しています。
更に要所要所にはホームセンターで売られているコンパクトタイプの除湿剤を入れています。
除湿剤の一個当たりのコストは大したことありませんが、定期的に買い替える必要があるのが面倒ですね。あと効果が無くなっても気が付かないのも難点です。
糸入り透明シートを設置する
景観の気にならない窓には、外側に「糸入り透明シート」を付けています。
同じ部屋にシート付きの窓と、無しの窓があるのですが、結露の状態が全く異なります。
以前、何かの情報で気泡緩衝材(プチプチ)を内側に貼ってみたことがあるのですが、それよりはおすすめできます。
暖房効果もありますし、窓ガラスの結露に限って言えば、かなり改善されますよ。
デメリットは、見た目がイマイチなのと、季節ごとに付けたり外したりするのが面倒なことですね。
あと風の強い日には、シートがあおられてうるさいのも気になります。
水滴ワイパーで直ぐに水を取る
窓ガラスが結露するたび、水滴ワイパーでとっています。
最初は雑巾で拭いていましたが、雑巾を乾かす手間が省けて便利です。
ひとつのお部屋だけでこれいっぱいになることがあり、ある意味気持ちいいです(笑)
寒い時期は、主人の毎朝の日課になっていますね~
冬は窓ガラスが凍って開かなくなることもあるので、とにかくこまめにとっています。
結露ってお部屋の湿度が高い限り、どうしたって解決できません。
たとえペアガラスにしようと樹脂サッシにしようと、付きにくくなるってだけで無くなりはしないんですよね・・
まあ北欧住宅のように、最初からコンセプトを変えて建てていれば別なのでしょうけど・・
日本住宅の場合は、下手に窓ガラスだけ厚くしても、結露は冷たいところに発生するので、今度は電化製品の内部に付くなど、思わぬ被害が出る可能性もあります。
実際、私も結露でテレビの基板交換したこともあります。
結露を防ぐための対策は一にも二にも換気をこまめにすることです。あと付いた水は放置せず直ぐに拭き取ることが大切ですね。
炭の調湿効果って何?
ところで炭が除湿や脱臭をしてくれるというのは、皆さん聞いたことがあるかと思います。
昔から神社仏閣などには炭が敷き詰められていて、これがシロアリ被害を抑える役割をしていました。
普通の民家でも新築の際に炭を敷き詰める施工は人気のようです。
炭には、吸着・調湿・還元・触媒と4つの特別な作用があります。
たとえば、人が不快に感じるアンモニア臭などは炭が近くにあることでこれに吸着し、ニオイがなくなります。
調湿とは湿度の高い時には「吸湿」し、逆に乾燥しているときには「放湿」するというありがたい機能です。
また吸湿時には熱を発生するため、温度が上昇するという特徴もあります。
もちろん電気代などの費用は一切発生せず、その効果も半永久的なので今どきのエコなアイテムとして再注目されているわけですね。
日本家屋に見られる土壁やタタミもそうですが、先人たちはこうした知恵を活かした家づくりをしていました。
炭八とは
出雲カーボンさんは、調湿用の木炭「炭八」を製造販売している会社ですが、快適で健康的な住まいづくりの為に「空気を変える」という事をテーマにしています。
これまでなんとなく良いとは言い伝えられていた炭の効果ですが、科学的には説得力が今ひとつでした。
そこで大学などたくさんの方たちと共同研究することにより、炭の効果をひとつずつ立証することに成功しました。
今では調湿効果により「ダニの減少」「カビ胞子の減少」は数値的に証明され、新築・リフォーム業者をはじめ、アトピー性皮膚炎患者や小児気管支ぜん息患者などからも注目される企業となっています。
それらの研究により効果的に開発されたのがこの「炭八」です。
炭八のポイント
- 除湿効果・蓄熱効果で冬暖かく、夏涼しい
- 家全体を乾かして、住まい長持ち
- ニオイを抑えて、空気さわやか
- 除湿効果で布団ふっくら
- カビ・ダニの発生を抑える
- 取り換え不要、維持費不要
最初はお試しセットが、便利かもしれません。
50×40の大き目な段ボール箱に入って届きます。
届いた時に「大きくて驚いた」というレビューが多かったので、ものさしと一緒に撮って見ました。
炭八お試しセットの中身
- 室内用 (リビング・ベッドの下などに)
- 押し入れ用×2 (布団の間・クローゼットの中・トイレ・洗面台の下などに)
- タンス用×2 (タンス引き出し・下駄箱・車の座席の下などに)
- 小袋(プレゼント) (台所・流し台・調理台の下・押し入れ・ロッカー・自動車の室内などに)
炭八の評判はどうなの?
楽天サイトを見ていただいた方が早いのですが、非常にたくさんのレビューが寄せられており、かなりの高評価なのがわかります。
炭八 お試し 4種類セット 湿気取り 室内用 タンス 結露防止対策 押入れ用 湿気対策 除湿 小袋 クローゼット 消臭剤 ペット 除湿剤 乾燥材 調湿 木炭 マンション 出雲屋 車内
この手の商品は、目に見えない要素が大きくて判断も悩むと思うのですが、「効果なし」と断言しているのは1名のみで、ほとんどの方は満足回答のようです。
目立ったレビューでは、脱臭力に満足の方が多いようですね。
湿度という目に見えないものよりは、気になる臭いが無くなったという事で、感覚的に判断できることもあるのでしょう。
特にクローゼットや押し入れ・下駄箱・トイレなど狭い空間ほど、空気の変化を感じやすい様です。
私の場合まだ設置したばかりですが、たとえばこのサンプルひとつだけで窓ガラスの結露がなくなったかと言えば、そんなことはありません。
当たり前ですよね・・
ちなみにリビングルームの設置の目安は、一帖あたり1袋とあります。つまり本格的に揃えようと思ったら、それなりの量を買い足す必要があります。
また商品自体は半永久的に使用できますが、出来れば1か月程度を目安に天日干しさせてあげると良いそうです。
先にも紹介したように結露自体を防ぐには、先ずは湿度を上げない工夫をすることと、こまめな換気が重要ですので、あくまでも炭八はサポートと考えるのがベストでしょう。
現在の住宅は、シックハウス症候群と呼ばれるように、いろいろ目に見えない問題を抱えています。
わたしはオーガニックな生活を推奨していますが、こうした自然との調和を考えた暮らしも考える機会になれば良いかと思います。