なぜB5サイズだけ色々あるの?JIS規格ノートサイズのふしぎ
皆さんこんにちは
ハピメイド店長のmichiyoです。
仕事がら、『ノートや手帳のサイズ表』が必要になります。
例えば、
- A6サイズの連絡帳カバーが欲しい。
- B6サイズのブックカバーが欲しい。
- A4サイズの連絡ばさみが欲しい。
- B5サイズのノートが入る袋が欲しい。
などのご要望にお応えする為です。
割とこういった物って、きつくても困りますし、ぶかぶかでも具合が悪い為しっかりした精度が必要となります。
「A4の用紙が入る連絡ばさみ」等も、あまり大きすぎるとランドセルに入らなくなりますからね・・・
そして、たまに悩むのがB5サイズですね・・・
『そんなのネットで検索すればすぐわかるじゃん・・・』と言われそうですが、
皆さん「B5サイズのノート」だけ「B5サイズじゃない」って知っていましたか?
「B5なのにB5サイズじゃないって・・なんのこっちゃ」という感じですが、なぜかB5だけ大きさが違うんですよ。
紙、ノートのJIS規格
紙やノートはもちろん、JIS規格で大きさが定められています。じゃなきゃ大変ですね。
規格 | 紙のサイズ | ノートのサイズ | |
---|---|---|---|
A4 | 210×297 | ←同じ | 1号 |
A5 | 148×210 | ←同じ | 3号 |
A6 | 105×148 | ←同じ | 5号 |
B5 | 182×257 | 179×252 | 6号(セミB5) |
B6 | 128×182 | ←同じ | 4号 |
JIS規格なんだから、当然大きさは皆同じ・・・・のはずなのですが・・・
でもB5だけ 違うでしょ!
その昔、B5サイズのノートは「大学ノート」と呼ばれ、サイズは確かに紙と同じサイズでした。
ところが、今一番普及しているB5サイズのノートは少しだけ小さくて「179×252」なんですよね・・・
「なぜ、これだけ違うの!?」
メーカーに聞いたところによると、どうも原紙を面取りする際のコスト削減が背景にあるようです。
手持ちのノートにもしっかり「セミB5」の文字が・・・
そう、セミは少し小さいんです。
ちなみにB5ノートには片手で持てる「スリムB5ノート 」もあります。
さらには同じ「セミB5サイズ」でも便箋等は全然違うサイズとなっており・・・もう、ややこしすぎます。
正確な数値が知りたいときは、思い込みではなく実際測った方が良いですよ・・
ノートのサイズはこちらに詳しく紹介されています。
今日はノートサイズの雑学でした。。
それではまた・・・