洋裁用ボディの選び方、初心者にもおすすめトルソーはこれ!

洋裁用ボディの選び方、初心者にもおすすめトルソーはこれ!

皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。

今日は、 洋裁用ボディ の選び方のお話です。

ドレーピング(立体裁断)には欠かせないボディ、専門家でなくてもお洋服を作っているとだんだん欲しくなる方も多いのでは・・・。

インテリアとしてもかっこいいし・・

ちょっと勇気を出して購入しようかな~

なんて思うのですが、これがいざ探すとなると中々難しいのです。

ある程度精通した方、アドバイスを貰える環境にある方なら良いのですが、マネキントルソーの違いも解らない・・・、ディスプレイ用ソーイング用など、探し方によっては膨大な数の商品が出てきます。

値段もピンキリで、本当に激安品を通販で購入しても問題ないんだろうか?など心配もあるでしょう。

実際、中にはとんでもない粗悪品も混じっています。「よく選んで購入すれば良かった」というのもよく聞くパターン。選ぶ過程で挫折しそうですね。

今日は、そんな方の為にお勧めの(買って後悔しない)ボディ(トルソー)をご紹介します。

いつも前置きが長くなっちゃいますので、今回は、最初に結論を書きます。

ボディ選びに迷ったらこれを購入しましょう。(理由は後で説明しますね)

これを選べば間違いなし。おすすめトルソー

レディスボディ(ヤング) スタンダードタイプ(本体:発泡スチロール)

初心者からベテランまで幅広い層に人気のタイプです。
はじめて購入される方、迷ったらまずこれをお勧めします。

●ライン入りタイプ

色々なお店を覗いてみる

●ライン無タイプ

色々なお店を覗いてみる

レディスボディ(ヤング) 立体裁断用F・C型 (本体:張り子)

日本人体型に合わせた、くせの無いボディです。小さめの肩巾はアイテムによって肩パットなどで補整することを想定しています。細めのボディを選んで望むサイズに補整してオリジナルボディを作ることもできます。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

レディスボディ 立体裁断用F・C型
価格:17064円(税込、送料別) (2018/7/17時点)

レディスボディ(ヤング) 立体裁断用山脇型(本体:張り子)

上半身はきゃしゃな形ですが下半身はしっかりとしていて腰巾も広めです。ヤングミセスの体型に近いフォルムです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

レディスボディ 立体裁断用山脇型 Y-110
価格:18576円(税込、送料別) (2018/7/17時点)

レディスボディ(ヤング) 立体裁断用伊東型(本体:張り子)

身長が低めで小柄な人の体型。ご自分のサイズより少し小さめのボディが便利に使えます。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

レディスボディ 立体裁断用伊東型(腕無し)
価格:17712円(税込、送料別) (2018/7/17時点)

洋裁用ボディは、上記から選べば間違いないでしょう。

すみません。レディースって決めつけてますね。男性用や子供用をお探しの方も上記のお店の中から探せますので安心してください。

(ワンちゃん用だってあります)

それでは、トルソー選びの具体的なポイントをまとめてみましょう。

メーカはどこがいいの?

安心のブランドはいくつかありますが、そのなかでも、おすすめなのは

ズバリ KIIYA(キイヤ)です。日本のトップブランドです。

ボディ選びで最も重要なところは、何といってもスタイルです。

安価なものの多くは、スタイルが悪いです。スタイルと言っても理想とかそういう話じゃないですよ。

スリーサイズは同じでも体のラインやバランスが悪すぎます。

サイトの画像だけでは解りにくいのですが、現物2つを並べてみると違いは一目瞭然!

目的を考えたらわかりますが、そんなヘンテコボディで美しいシルエットが出せる訳がありませんよね。

あと、100%を求めない、当たりと外れが混在するのも某国産の特徴と言えます。

洋裁用のボディを選ぼう

ボディには、ソーイング用とディスプレイ用があります。

(同じものとしているメーカーもありますが、基本違うものです)

ディスプレイ用は、塗装仕上げの物が多く、ヌードサイズが一般的です。見た目も良く、着せたり脱いだりさせるにもスムーズです。

また全身(つま先まで)のある物をマネキンと呼んでいます。

一方ソーイング用は、針やピンがさせるように布張りが基本です。これらは洋裁用ボディ・人台・トルソーなどで検索します。

良いメーカの物は、寸法も誤差が少なく作られています。

何れも手足が付くなど用途に応じて種類があります。

洋裁用ボディ(トルソー)

ゆるみの有無を確認しよう

ボディには2つの考え方があります。

  • ヌードフォーム(ゆるみなし)
  • ドレスフォーム(ゆるみ入り)

ゆるみ無とは、裸に近いサイズの事です。ゆるみ有とは若干部分的に大き目サイズの事です。

世界ではゆるみ無が一般ですが、日本では作業のやりやすさを考慮して、ゆるみをあらかじめ用意してある場合があります。

ピッタリ目の洋服やニットなどにはゆるみがない方が解りやすいですし、布帛専門ならばゆるみがあった方が便利かもしれません。

どちらを選ぶかで制作時のゆるみの付け方が変わってきます。

前記のおすすめ品は何れも、ヌードフォーム(ゆるみなし)タイプです。

洋裁用ボディ(トルソー)

工業用ボディは良いの?違いは?

工業用は種類も多く、体型なども数ある中から選べます。

品質・耐久性など全てにおいて優れますが、お値段はその分高いです。(5万円前後します)

予算に応じ選択肢に入れるのが良いでしょう。

本体の素材の違いは?

トルソーの中身は色々あると思いますが、前記のおすすめの紹介品は2つの素材に分かれます。

  • 発泡スチロール
  • 張り子

発泡スチロールは軽くて、ボディも柔らかくピンが刺しやすいです。安価なタイプに多いです。

張り子タイプは高級で、繰り返しの使用にも耐えますが、ピンを刺すにのに慣れるまでは固いかも知れませんね。

気になるサイズはどう選ぶ?

トルソーサイズ大人用では、年代別にいくつかの種類があります。(全てのメーカー・商品が分かれているわけではありません)

  • ヤング
  • ミス
  • ミセス
  • シルバー

体型は人それぞれなので、上記の年代はあくまでも目安ですね。

あとは、服のサイズ、バスト、ウェスト、ヒップ、肩幅、背丈などの情報から近い体型を選んで下さい。

前記のゆるみの考慮をお忘れなきように。

その他の選び方は

スタンダードな形の他に、パンツ用やスカート用など部分的なボディもあります。

マタニティ用だってありますよ。

その他にもペダルで上下に稼働出来たり、キャスターで移動できるなど便利なタイプもあります。

こちらも予算に応じて選ぶとよいでしょう。

以上、今日はおすすめトルソーのご紹介でした。

それでは素敵なお洋服作りを楽しんでください!

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