ボタンの付け方の3つのポイント|一番簡単な方法とは
皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
今日は、裁縫の基本「ボタンつけ」です。
普段裁縫をあまりやられない方でも、長い人生何度かはボタンを付ける場面もあることでしょう。
その気にさえなれば、何とか付けられるとは思いますが、折角ならば恥ずかしくないようにしっかり付けたいですよね。
今更人には聞けないボタンの付け方・・・
今日は、3つのポイントについてご紹介します。
正しいボタンの付け方
ポイント1 糸は2本取りで取りましょう。
手縫いでは1本取りが多いのですが、ボタンつけなどの強度が欲しい時には2本取りが原則です。
お洋服など、縫製がほつれる事は先ずありませんが、ボタンは取れることがありますよね。それだけ、ボタンの糸にはストレスがかかっていると言う事です。
ちなみに、糸を通した後、両手で伸ばして、親指の腹でピンピンとはじくと糸は絡まらなくなります。
参考までにボタンには切れにくい専用の糸も用意されています。白黒の糸は一本あると便利ですよ。
ポイント2 縫い始めは表側からすくいましょう。
何となく裏側から始めがちですが、それだと身体側に玉結びが出てしまいます。
見た目だけでなく、肌や服との摩擦は切れる原因となるので避けた方が良いです。
生地の表側からすくいあげ、ボタンの穴に糸を通しましょう。
ボタン穴は3周程度通します。
ポイント3 糸足を作りましょう。
しっかり付けようと思うあまり、ボタンと生地をぴったりと縫い付ける方がいらっしゃいます。
これでは、ボタンもとめにくく、抵抗も大きくなり逆に切れやすくなります。
布と同じくらい(2~4㎜)の隙間を作りましょう。この隙間を糸足と呼びます。
例えばブラウスなどは薄め、コートなどは厚めに取ります。
糸足は、隙間の無いようにきつめに根巻き(糸を巻き付け)しましょう。
最後に、
糸で輪を作り輪に針を通して仮止めします。
その後、表の生地をすくって玉止めして完成です。
上記は、私がアパレル会社にいた時に、実際行っていた付け方です。
お手元のワイシャツやポロシャツなど既成服のボタンを見ていただけると糸足がないのがほとんどだと思います。これはミシンで付けているからです。ミシンで付けたものはどうしても取れやすいですね。
高級な服は全て手付け、安価な服はミシン付けです。
(家庭用ミシンでもボタン付け出来る機種がありますが、手付けの方が良いです)
取れたボタンを手付けする際は、上記のように糸足を付ましょう。
超簡単なボタン付け(針糸がなくてもOK)
お裁縫もやらず、針糸セットすらお持ちでない方。そんな方へはこれがおすすめです。
男性のみならず、今は女性にも人気だそうです。
ビジネスバッグ、ポーチなどで持ち歩くには最適かも知れませんね。
今日はボタン付けの方法のご紹介でした。
それではまた・・・