寝苦しい熱帯夜、エアコンに頼る前に冷感シーツを考える!(その2)

皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
前回、シーツに最適な天然素材「リネンの選び方」についてご紹介しました。
今回は、21世紀のハイテク素材についてご紹介します。
接触冷感素材が数年前より話題を集めていますが、皆さんは試されたことがありますか?
業界では、スーパー繊維とか高機能繊維などと呼ばれ、次々と開発されています。
クールビズを中心とした経済産業省の後押しもあって、広く認知されるようになりましたね。
発売当初は、「冷たく感じるのは最初だけ」とか「汗を吸わないから使い物にならない」などという酷評もありましたが、最近ではどうなのでしょう?
ひんやり感が半端ない、今どきの冷感生地
実は今、とっても気になっているのが、こちらの冷感キルトです。
『Marvelous Cool(マーベラス クール)』と言い、手芸店でも毎年人気の生地です。
冷感素材で、ひんや〜り涼しい!『Marvelous Cool NEO + 2017』(マーベラスクール ネオ プラス)【キルティング】※約95cm幅 表:ナイロン75%・ポリエステル25% 裏:ポリエステル100% |
小泉ライフテックス株式会社のDona Paula というブランドから出ているクールアイテムなのですが、生地がとにかく可愛いんです。
冷感素材の生地って、なかなか可愛いのがなくって、「生地を買って自分で何か作ってみよう」と思えるものって少ないんですよね・・・
その点こちらは大人にも子供にも合うような、可愛らしいデザインで創作意欲も湧きます。
例えば、パッドシーツやピローカバー、犬のベッドなど・・
もちろん可愛いだけじゃなくて、冷感面での機能も期待できます。
生地に特殊な鉱石を練りこんでいるそうで、ひんやり感を表すQmaxの値は0.4以上となっています。
と言っても、何のことか分からない方がほとんどだと思いますが、類似品の中でもトップクラスの数字なんですよ。
実際、私も触れていますが、「えっ!こんなに違うの」と驚くくらいのひんやり感ですね。
自然界では麻が頑張っていますが、それをはるかに凌ぐ感覚です。
冷感素材が出た当初は、副産物のような感じで「少しひんやり感じる」程度でしたから、かなり進歩したと思います。
あと気になるのは汗の吸湿と放湿性ですね・・・
冷感素材といえば、これまでにも東洋紡の「アイスマックス」が有名です。
すでにたくさんのアイテムで商品化されています。
東京西川の寝具などにも採用されていますが、一定の人気がありますね。
宇宙服にも使われるアウトラストとは
また、同じく東京西川も採用する生地で「アウトラスト」という素材もあります。
こちらは、冷感生地とは異なるのですが、常に温度を31°C〜33°Cの間に保たれるよう、コントロールされる生地です。
と、簡単に説明しましたが、これってすごい事ですよね。
電気も何も使ってないんですよ。
ついに時代もここまで来たのかと、驚きを隠せません!
「リネンがベスト」と、のたまっていた自分が、何だか恥ずかしくなるじゃありませんか・・・
(リネンは何にも悪くないのですが・・・)
実際大変な売れ行きで、レビューも高評価なものが多いです。
使用して直ぐのインパクトは薄いようですが、「何となく今までよりぐっすり眠れる」的な感想が多く見られます。
この手の物は、最初の期待値が高すぎて、大抵は「イマイチ」と酷評へとつながるものですが、それを跳ね返す評判ですね。
ハイテク素材は、温度/湿度調整の他にも、消臭・抗菌、ノンアレルゲン、PHコントロールなど、さまざまな分野で開発が進んでいます。
更にはそれらをミックスすることにより、万能な素材へと期待も膨らみますね。
以前は【化学せんい=石油加工品=安価だけど身体には良くない】イメージでしたが、この先も快適な素材へと変化し続ける事でしょう。
地球温暖化など、悩ましい問題もありますが、ヒトの知恵や技術もしっかり進歩しているのですね。
エアコンとも併用して、自分に合った素材を賢く選びましょう。