生地の折りジワの直し方と回避策とは
皆さん、生地の折りジワ(畳み皺)で困ったことありませんか?
当店では生地は基本丸巻きの原反仕入れの為、折りジワはありませんが、お客様の支給材料などではシワ取りに四苦八苦することも少なくありません。
霧吹きやスチーム機能を利用してアイロンで皺を伸ばすのですが、生地の種類や状態によっては苦労します。
反折のまま何年も放置されたような頑固な折りジワについては、工業用のアイロンやアイロン台でも簡単には取れませんね。
それこそ中には水通しを繰り返さないと取れないケースも発生します。
帆布は水通しにより張りがなくなる場合もありますし、又ラミネート素材のように熱に弱く、高温のスチームアイロンが使えない場合もあります。
特に帆布などの生地は、折り目の色が変色することもあり、そうなるともう皺の折り目を避けて使用するしかありません。
ご家庭での皺取りは正直限界があります。出来ることなら、シワにならない状態での入手と保管をおすすめ致します。
購入前に注意、丸巻と半折との違い
生地の流通では、主に「丸巻」と「半折(ハンセツ)」に分かれています。
丸巻の方が、折りジワは無いのですが、スペースの問題や販売量から、半折で店頭に並ぶ場合も少なくありません。
半折の場合でも、綿ローンのようにアイロンで直ぐに折りジワが落とせる生地もあれば、先ほどの帆布のように中々シワが落とせない生地もあります。
購入前に皺の状態を確認されることをお奨めします。
宅配での梱包に注意
ネットで購入の場合は、特に現品が確認できない為注意が必要です。
少量の購入の場合はメール便なども選択できますが、無理やりコンパクトに畳みますので、出来れば普通の宅配便が良いです。
(ショップの注意事項に畳み皺、折りジワが付く旨の記載がありますが、見逃して買ってから後悔するケースが多いですよね)
ネットショップの中には、生地が皺にならないよう、少量でも畳まずに紙管に巻いて発送してくれるところもあります。
下記もそのお店の一つですが、心配りが有り難いです。
安心して購入できますね。