生地の4WAYって何!? 1WAY・2WAYの違いについてご紹介します
皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。(バレエ教室じゃないですよ・・)
早速ですが、業界用語はいろいろありすぎて、ややこしいですね。
「〇〇WAY」 と言うのもそのひとつ。
何だか数が多いほどすごいような気がしますけど・・・実際はどうなのでしょう?
今回は、アパレルやファッション業界の〇〇WAYという用語についてご紹介します。
生地の1WAY、2WAYの違いとは
生地の1WAY・2WAYは ズバリ、ストレッチ素材の伸び方の違いです。
- 1WAY(ワンウェイ):横方向のみ伸びるニット
- 2WAY(ツーウェイ):縦・横両方向に伸びるニット
普通にカットソーと言われるもののほとんどは「1WAY」です。
例えば、Tシャツなどの例が分かりやすいと思います。お手元のTシャツを触ってみて下さい。
これらは横方向には伸びますが縦方向には伸びません。
だらーんとした縦に伸びるTシャツなんて着ていて嫌ですよね・・・
一方、「2WAY」といえば、水着、レオタードなど肌に密着したものに使われます。
これらは、縦横伸びないと着ていて逆に都合が悪くなります。
そして、縦横に伸びるということは、斜め方向にも伸びますね。
・・・とここまでは統一ルールなのですが、良く解らないのが「4WAY」
ネット検索していると、4WAY素材を使用した洋服なるものが出てきます。
2WAYと同じく縦方向にも横方向にも伸縮する生地を表すようですが、違いは何???
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どうも、どこかのメーカーが独自に言い出したネーミングが良く解らない販売者を通じて広まったようです。「4方向に伸びるから4WAYなの~」みたいな感じで・・・
だから、生地屋さんでは4WAYと言われても多分2WAYが出てきますね。
そしてファッション業界では、違った意味でWAYを使う場合もあります。
シーンごとで使い分けできるお洋服などです。
例えば、フリルやリボンを取り外し出来るお洋服などですね。
場所の雰囲気に合わせて着こなしが変えられる便利アイテムです。
また、季節によって裏地の付け外しの出来るコートなんかも2WAYですね。
色々組み合わせて4WAYのお洋服というのもアリでしょう。
他にも6 WAYポーチなんてのもありますよ。
(ポーチ、ハンドバッグ、ショルダーバッグ、クラッチバッグ、ポシェット、外付けポシェットで6つだそうです)
何だか、呼び方が違うだけのものが混じっている気もしますが、更に上をいく8 WAYポーチなんてのもあり・・・
やっぱり数字が大きい方がすごいイメージの現れでしょうか・・・
今日はストレッチ素材を探す際の基本、ワンウェー、ツーウェーの違いでした。
それではまた・・・