ダンス衣装を自作するなら、衣装・ドレス生地の名前とおすすめの販売店
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
おかげさまで、たくさんの方にブログを読んで頂ける機会が増えました。
そして、そうなるとご相談も増え、中には正直 得意分野じゃない範囲のご質問も受けるようになります。
(さて困った・・・)
幸い周りにはメーカの知人や手芸店、作家先生などの仲間もいる為、そういった方のアドバイスも受けながら私も一緒に勉強させて頂いております。
改めて手芸って幅も広く奥が深いと感じますよね。
先日は舞台衣装の作製についてご相談を受けました。
その際は、私が知っている範囲で生地の名前や専門店をご紹介させて頂きました。
その時も感じましたが、例えば「この画像の生地を購入したいのだけど、生地の名前が分からない」といった方が多いですね。
何かの画像を見て真似て作りたいけれど、生地の入手以前に名前が分からないパターンです。
私たちのように、生地卸業者とお付き合いしている仕事や、ユザワヤ・オカダヤ・大塚屋など大きな手芸店を日頃行き来ししている方でないと、そんなに生地の種類や名前も知らないですよね。
実は私も以前、生地の画像を元に名前と特徴をまとめたサイトを作ろうと思ったのですが、直ぐ断念しました。
それこそ生地の名前が無数にあり、だんだん欲張っていくと私の知識なんかではとても追いつきません。
そして何より画像がほとんど似通っちゃうんですよね。
そりゃそうです。
写真で生地の厚さやしなやかさ・質感や光沢・更には伸縮性など、まず表現できません。
言葉に置き換えても、人の感覚もそれぞれでこれがまた難しかったりします。「ドレープ感が良い」などと言っても何のことか分からない方も多いでしょう。
ネット販売の生地屋さんも苦労しているでしょうね。
又、生地探しのややこしいところは、名前の付け方にもあります。
素材だったり織り方だったり、名前の付け方がバラエティに富んでいます。
他にも商標の関係もあったりして更に複雑になります。
例えばA店にあった生地の名前が、B店に聞いてもない。でもよくよく聞いたら違う名前でもっと豊富な種類が合ったなど・・・
更に「そういえば昔はこう呼んでいた」など、時代の移り変わりで名称が変わったりもして・・・
そういう面では全ての生地に精通しているプロの方なんて、もしかしたら数えるほどしかいないんじゃないかしら・・・
・
・
・
ちなみに冒頭のご質問に戻るとダンスドレスなどでは、ジョーゼット・シフォン・オーガンジー・チュールなどの名称の生地が良く使われます。
また伸縮性のある生地では、スパンデックス(ライクラ)・ストレッチネットなどがありますね。
同じ衣装でもインナーパンツや袖・スカートなど、場所によっていくつかの生地を組み合わせることになります。
用途をお伝えするのはもちろんですが、伸縮性の有無も生地探しの大きな出発点になりますよ。
大きな手芸店でも一部扱っていますが、舞台衣装は専門店に行った方が品数や知識も豊富です。
折角ですので、おすすめのダンス衣装生地の販売店もリンクしておきますね。
CHRISANNE CLOVER (クリスアンクローバー)
2015年に『クリスアンクローバー』と名前を変えた同社ですが、前身の『クリスタルクローバー』の名前で馴染んでいる方も多いでしょう。
ロンドンでの成功のあと、日本にも2号店としてオープンしました。
品質の良い生地が豊富に取り揃えてあり、オンラインショップも見やすくコンテンツが分かれています。
本格的に作製したいならこちらはおすすめです。
クリスアンクローバー・東京店
〒160‐0011 東京都新宿区若葉1-1-1 若葉大原ビル1F
TEL 03-6273-0280 FAX 03-6273-0288
ウェブサイト:http://www.chrisanne-clover.jp/
藤掛(フジカケ)
バレエ・社交ダンス・フィギュアスケート・新体操・舞台・TV・アイドル・格闘技・よさこい・ サンバ・コスプレ・ウェディング・お遊戯会などが主なお客様という、豊富な品ぞろえの老舗です。
生地以外にも羽根やラインストーンなんかも一緒に購入できます。
日暮里にあるフリカケは付属をメインに扱った姉妹店です。
藤掛本店
〒111-0042 東京都台東区寿1-21-6
TEL 03-3843-0021 FAX 03-3841-8376
ウェブサイト:http://fujikake21.co.jp/fujikake/