「縦長のあづま袋」の作り方
皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
前回「あづま袋の作り方」についてご紹介しました。
早速ありがたいことに、読者さんから「縦長のあづま袋はどうやって作るのですか?」というご質問がありました。
幼稚園や保育園で指定のある「あづま袋(あずま袋)」は縦横おなじサイズしか見たことが無いのですが、上を結ぶ関係で正直縦長の方が使い勝手が良い場合もありますね。
ちなみにトップ画像のものは「縦40センチ×横30センチ」の少し縦長サイズで作っています。
特に、大人が使用するショルダータイプなどは縦長の方が似合います。
そんな訳で今日は、縦長のあづま袋の作り方をご紹介します。
縦長あづま袋の作り方
縦長の場合は、ちょっと計算が面倒です。
そこで今回は「型紙」を作製して作ってみましょう。
あづま袋、型紙の作り方
先ずは、新聞紙などを利用して完成サイズで作ります。
長方形を作製して、対角線を引けば簡単にできますね。
次に下図のように三角形に展開して、それぞれ同じ形を2枚ずつ用意します。
①~④のようになります。
生地の裁断
上記で作成した4枚の型紙を下図のように並べましょう。
向きを間違えないように並べると、平行四辺形が出来上がりましたね。
これが最終的な型紙になります。
忘れないように縫い代分をそれぞれ1.5センチ確保して裁断します。
縫製
あとは前回説明した要領で、縫い代を処理して、◎同士、▲同士を縫い合わせれば完成です。
型紙を使わずに計算する方法
型紙を作るのが面倒な方は、下記の計算でも裁断出来ます。
例えば、縦40センチ×横30センチのあづま袋の場合は、下記のようになります。
- x=30センチ
- y=40センチ
- ◎=▲=25センチ
- A=24センチ
- C=7センチ
- B=82センチ
若い頃習った算数を思い出しながら考えたのですが、もっとシンプルな計算式があるような気がします。
・・・どなたかご存知でしたら教えてください。
それでは素敵なソーイングライフを・・・