洋裁をマスターしたいなら「ホームソーイング講座」がおすすめ
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
皆さんソーイングライフ楽しんでいますか?
今日はミシンの使い方について、手早く学習出来る「ホームソーイング講座」のご案内です。
洋裁の資格と言えば厚生労働省が認定する「技能士」や日本ファッション教育振興協会が主催する「洋裁技術検定」が挙げられます。
何れも、指定の大学や専門学校を卒業し、技能士は実務経験も要するなど、難易度も高くハードルの高い資格となります。
最近の業界は海外に流出するばかりで、技術の継承も危ぶまれています。
将来、その道のプロとして活躍したい若者たちにとっては是非目指していただきたい資格ですね。
一方、市販本の型紙からお洋服を作製したり、子供の入園バッグを作製するなど、ご家庭でハンドメイドを楽しむにはそこまでの知識は必須ではありません。
「手作りするのに必要最低限のスキルを身に付けたい」、あるいは「人前に出しても恥ずかしくない縫製が出来るようになりたい・・・」
そんな方におすすめするのが、日本手芸普及協会が主催するホームソーイング講座です。
例えば、こんな方にピッタリです。
「これまで、独学で洋裁をやってきたけれど、基本をしっかり学び直したい」
「自己流でミシンを使っているが、縫製のテクニックやノウハウを知りたい」
「裁縫は家庭科の授業依頼だけど、市販本から子供服を作れるようになりたい」
「せっかく家にミシンがあるのだから、もっと日常的に役立てたい」
「ハンドメイド作家になりたいので、資格を取って自信を付けたい」
もちろん、お近くの手芸教室でマンツーマンで習うのも良いのですが、こちらの講座は全国統一の指導体制であり、修講時には希望により認定書が発行してもらえます。
講座は目指す技術に応じて3ランクに分かれています。
先ずは基礎を習得したうえで次のステップへと進みましょう。
(それぞれの詳細はリンク先にありますのでご参照ください)
ここであらかじめ説明しておきますが、この講座を取得するには、いくつかの手段があります。
同じテキストを使用していますのでカリキュラムとしてはどれも同じなのですが、それぞれ金額や取得にかかる時間などが変わってきますので比較すると良いでしょう。
取得方法 | コースの特長 |
1.通信講座で取得 | 料金が格安、但しステップ1のみ |
2.ヴォーグ学園で取得 | 全国6都市で通学可 |
3.日本手芸普及協会で取得 | 短期取得可能、但し開催は不定期 |
通信講座で取得する
こちらはヒューマンアカデミーが提供(日本ヴォーグ社と提携)するホームソーイング通信講座です。
ホームソーイング通信講座
通学ですと1ステップ辺り60,480円のコースですが、通信は20,366円で受講できますので、かなりお値打ちとも言えるでしょう。
カリキュラムは全く同じですが、通信講座で取得できるのは、ステップ1の「本科」までとなります。基礎と言っても通常の家庭用ミシンで縫製をするには十分なスキルが学べますよ。
【入門講座内容】
- アームピンクッションの作製で手縫い(玉結び、玉止め、ぐし縫い、まつり縫い等)を学ぶ。
- 鍋つかみの作製でバイアステープのふちどり(パイピング)と始末のテクニックを学ぶ。
- ワンハンドルバッグの作製でギャザー・タック・カーブの縫い返し、2枚仕立ての中とじを習得する。
- スカート又はパンツの作製にてポケットの付け方、紐の作り方、ステッチのかけ方を学ぶ。
- チュニックの作製で衿なしの共布バイアステープ始末、袖付け方法を学ぶ。
- ブラウスを作製しながらダーツ、袖口のあき、衿、カフス付けを学ぶ。
資料請求は、下記より「趣味・実用」⇒「ソーイング」からお申込みできます。
無料資料請求はこちら
ロックミシンや型紙の補正の仕方など、さらなる技術を磨くには、次に説明するヴォーグ学園の第2ステップ(高等科)へと進みます。
ヴォーグ学園で取得する
ヴォーグ学園はハンドメイドに特化した有名なカルチャースクールです。
学園と言っても主婦を中心に、技術を身に付けたい大人が集まります。
全国の主要都市(北海道、東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡)で開講されていますので最寄りの方には便利ですね。
ソーイングだけではなく、編み物やパッチワーク、刺繍などハンドメイドの講座が多数あります。
資格取得のみならず、1日レッスンや体験教室などもありますので、お近くの方は気軽に見学されてみるのも良いでしょう。
ソーイングについては3ステップを段階的に習得できます。
日本手芸普及協会で取得する
最後に紹介するのは本部(日本手芸協会)主催の講座です。
こちらの特長は、短期集中型の講座であり、急いで学びたい方におすすめのプランとなっています。
通常ですと1ステップ辺り6か月かかりますので、カリキュラムを全て終えるまでに1年半かかりますが、こちらのコースは9か月に凝縮してあります。
東京と大阪のみの開催ですが、講師も著名な方なので、直接レクチャーを受けられるのは幸せですね。
但し、常に開催しているわけではありません。
今年(2018年)は5月に修講しましたが、次回の募集予定はまだ未定とのことです。
今日は、普通の主婦でも気楽に習得できる手芸資格のご案内でした。
数ある講座の中でも、裁縫は実生活の中で役立つ技術のひとつです。
ボタン付けから、ズボンの裾上げ、子供服の作製などなど。手習いはいくつになっても遅いなんてことはないですよ。
それでは、自信をもって素敵なソーイングライフを楽しみましょう。