発表会・お遊戯衣装、簡単に作製するならやっぱり不織布&カラーポリがおすすめ!
皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
今日は幼稚園/保育園の発表会などで使用する衣装のお話です。
特に幼稚園では保護者会が主体となって衣装の作製をすることも多く、私も毎年お手伝いさせていただいております。
一回限りの衣装とはいえ、縫製自体は何ら既成のお洋服と変わらない為、結構大変な作業となりますよね。
趣向を凝らした衣装ですと、私たちでも一着で数日間かかります。
ほんの一部ですが、衣装作製サイトでご紹介しています。
普段着用のお洋服より数倍、制作時間がかかるのも良くある話で、親御さんたちも悩ましいところではないでしょうか。
また物語のキャラクターなど、型紙のない衣装を創作するのは思いのほか難儀です。
日頃からお洋服を作製されている方でも、パターンがなければ難しいでしょう。
ましてや、ミシンの経験がない方にとっては言わずもがな・・・頭を抱える方もいらっしゃるかも知れませんね。
「発表会の衣装、とにかく安く、簡単に出来ないかなー」
今日は、そんな方に向けた、不織布とカラーポリ袋を使用した衣装づくりをご紹介します。
不織布を使った衣装づくり
不織布(ふしょくふ)とは聞きなれない方も多いかも知れませんが、使い捨てマスクなどがイメージしやすいでしょう。
縫製をされる方でしたら、接着芯としてもご存知ですね。
今は白色だけでなく、いろいろなカラーのものが作られています。
不織布の利点は、何といってもハサミで簡単に切れ、そしてほつれない事です。
衣装などで良く使用されるツルツルのサテンは、裁断すると切った端からどんどんほつれてきます。そのため端をミシンで処理する必要がありますよね。またほつれ止めのボンド(ピケなど)で固めてやればほつれは防ぐことが出来ますが、結構面倒な作業となります。
不織布の場合はこういった面倒な作業がなく、紙の工作のように簡単に衣装が作れます。
ミシンで縫製しても良いですが、のりや両面テープで貼り合わせてもOKです。
もちろん、着心地はゴワゴワして決して快適とは言えませんが、お値段も安いことを考えれば多少は我慢・・ですね。
そんな不織布を使った衣装と言えば、アーテックの「衣装ベース」が便利ですよ。
ベスト/シャツ/ワンピース/ズボン/スカート/帽子など、定番の衣装が完成品として市販されていて、少し手を加えるだけで様々なキャラクターに変身できます。
サイトのホームページには、いろんな衣装の作り方のレシピが無料でダウンロードできますので助かります。
カラーやサイズのバリエーションも、豊富に用意されていますので、アレンジするのも容易でしょう。
それらを組み合わせれば、ほとんどの衣装は作製できそうですね。
株式会社アーテックは、学校教材や教育玩具を製造しているメーカーです。
保育園の先生方にとってはおなじみの会社ですが、ネットでもお安く購入できますよ。
カラーポリ袋を使った衣装づくり
裁断してもほつれないと言う面では、ポリ袋も良く利用されますね。
適度な柔らかさと、光沢もあって昔から人気です。
貼り合わせにはテープを使います。
布に比べれば、どうしても安っぽくは見えてしまいますが、飾りを付けたり作り方によっては結構面白いものが出来ますよ。
こちらも、一から創作するとなると大変なので、見本の形があると便利です。
そんな時は下記の本がおすすめです。
発表会やお遊戯会によく利用されるコスチュームの作り方や型紙が、100種類以上紹介されています。
他にも、たくさんのアイデア本がありますので、是非参考にしてみてください。
劇に使用する小物やお面などもたくさん載っていますよ。
子供たちは、身近なものを利用して、想像力豊かに遊びます。
アイドルやヒーローのものなど、たくさんのアイデアが詰まっていますので、一冊あるとご家庭でも楽しめますよ。
またカラーポリ袋の購入時は、色や大きさもさることながら、厚みも確認しましょう。
0.02ミリ~0.04ミリくらいのものが多いですが、加工した時の雰囲気が変わってきます。
値段だけで判断すると、薄すぎたりしますので注意して下さいね。