つまみ細工の素敵なかんざし、晴れの日を迎える前に手作りしてみませんか

つまみ細工の素敵なかんざし、晴れの日を迎える前に手作りしてみませんか

皆さんこんにちは

ハピメイド手芸教室のmichiyoです。

 

成人式やお正月など、晴れの日に手作りかんざしなんて素敵ですよね。

日本の伝統工芸のひとつとして江戸時代より続く「つまみ細工」。

もともと、着物の端切れを活用したと言う事もあり、庶民の間でも広がりを見せました。

 

最低限必要な材料と言えば布と糊(又はボンド)のみ、道具もピンセットとハサミなど身近なもので作製できます。

作り方も「丸つまみ」と「剣つまみ」の2つの基本形をマスターすれば、とりあえず始めることができます。

 

つまみ細工の特徴は、このように誰でも簡単に始められる一方、作り始めるとその奥の深さにどんどん嵌っていきます。

例えばつまみ方を変えたり積み上げたりすることにより、花のバリエーションが増えます。

選ぶ生地によっても、その表情が変わってくるのも面白さのひとつ。

またアレンジメントを覚えれば、簪(かんざし)やコサージュなど実用的な物が手作りできます。

手芸として人気な理由もそんなところにあるのではないでしょうか。

 

今日は、並木ハウスの一室にアトリエを構える伝統工芸つまみ細工師 齋藤小風さんにつまみ細工の魅力についてお話を伺ってみました。

 

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齋藤小風さんプロフィール

齋藤小風さん
齋藤小風(Cocaze Saito AKA: fuccosim/ 齋藤風子) 

2002から2011年まで海外を中心に伝統技術を取り入れた作品の制作・研究・発表活動をする。近年は拠点を東京に戻し、つまみ細工だけでなく魅力を感じた全ての日本の伝統技術、工芸を独自に勉強研究し作品作り・発表を続けている。
つまみ細工という
日本の素晴らしい技術を使い、
秘めている何かを表現、
またつまみ細工の
新しい在り方を提案発信していきたい。

2002.04 LittleHighnessを立ち上げ日本の手工芸作品の海外発信を始める
2006.08 活動の拠点を日本へ
2011.00 LittleHighnessからLittleTsumamiへ
2015.03 website littletsumami.comを立ち上げる
2016.02 第47回豊島区民作品展へ出展
2016.04 yunomi.comよりつまみ細工の茶葉シリーズが発売開始
2016.05 北米アートコレクションoh! Good Party に作品掲載
2016.08 外国人を対象としたワークショップの開催
2016.08  「カラーで楽しむつまみ細工」(朝日出版)に作品の提供
2016.09 個展「シム風子のつまみ細工の世界『記憶と始まり〜Memory ‘n’ beginning~』
2016.11 異種ワークショップ『つまみ細工+ヨガ』企画運営
2016.12 グループ展「異種アーティスト達による『帯留め展』」企画運営
2016.12 EXPO Ooh la laに出店
2017.02 第48回豊島区民作品展出展
2017.05 生涯学習「JAPANESE伝統工芸『つまみ細工を楽しむ』駒込地域文化創造館」講師
2017.08 作品展示 土蔵ギャラリー胡桃倶楽部
2018.10 よみうりカルチャー川越校講師

つまみ細工の魅力とは

- つまみ細工との出会いはどのようなものだったのでしょうか?

(小風さん)表現方法の一つとして、つまみ細工を選択しました。

 

- 長年、活動拠点を海外に置いていたとお聞きましたが、海外にもつまみ細工のようなものはあるのでしょうか?

(小風さん)特にロシアやインドネシアでは独特の進化を遂げ、オリジナルの制作工程、オリジナリティー溢れる作品などが見受けられます。

またヨーロッパなどでは「Tsumami」ではなく、「Kanzashi」として、認識されているようです。

-なるほど、カンザシで通用するのですか・・・面白いですね。

ところで「つまみ細工の本」は私も何冊か持っているのですが、「手芸ボンド」と「でんぷん糊」を使った2種類の作り方がありますよね。

先生は古来からの伝統的な技法であるでんぷん糊を使用していらっしゃいますが、それぞれのメリットと言うか、使い分けなどはどう考えるのが良いのでしょうか?

(小風さん)糊を使用しての良い点は糊が固まるのに時間がかかるところではないでしょうか。

おちりんや土台に葺いてから、微調節や花びらの動きを表現することができます。また、制作に慣れてくれば、指が糊まみれになるような事もありません。同時に、乾くのに時間がかかるので、人によってはそこをデメリットと捉えることもあります。

ボンドはすぐ乾くのであまり細部にこだわらないのであればボンドでもいいかもしれません。最近は縫いつまみというのもあるようです。ボンドとあまり変わらないという意味では縫いつまみの方が手が汚れなくていいかもしれませんね。

-なるほど、そうして使い分ければよいのですね・・

そういえば私も誰に教わったわけでもないのですが、縫いつまみしています(笑)

【補足】つまみ細工には2つの専門用語が出てきます。
おちりんとはお花の土台と思えば良いでしょう。
葺く(ふく)とはおちりんの上に花びらを置いていく作業のことです。

つまみ細工 のり

-私の場合は商売柄、端材となる綿ローンなど身近な生地で作る場合が多いのですが、薄い素材は角が出やすくてつまみやすいですね。

また縮緬(ちりめん)を使う場合は、シボの高い鬼ちりめんよりもシボの小さい一越ちりめんの方が、初心者には扱いやすいとも聞きます。

こうした生地選びや違いによって注意することはあるのでしょうか?

(小風さん)つまみ細工で一番大切なのは糊加減です。

正絹、綿、と一言で言っても、多くの種類、厚みや硬さなどそれぞれ個性があります。都度使用する布に適した糊加減で作業するのが大切な事です。

よく、どうやったら綺麗に作れるかというご質問をいただくのですが、綺麗に作るコツというのは全ての工程を丁寧にやるという事です。正方形に裁断し、畳むときはきっちりと角を合わせる。丸みのところは丸く、角のところは角を出す。綺麗に作るコツというのは素材関係なく全てに共通しています。

一つ一つを丁寧にすることによって、丁寧な作品が完成するのです。

成人式などでは薄手の正絹で繊細に、七五三では縮緬など使用してコロンと可愛らしく、普段使いにはコットン、など、それぞれのシーンや制作したい作品によって布を使い分けるのが良いかと思います。

つまみ細工

-いろいろ参考になりました。

やはり作品に深みを与えるには、もっと勉強と経験が必要ですね。

最後に先生の教室で制作できるアイテムをご紹介下さい。

(小風さん)私のアトリエでは、アクセサリーなどの小物や、七五三、成人式、結婚式など、どのような作品も生徒さんのご希望に合わせて制作指導をしています。

初めての方はもちろん、すでにご自分のお教室を持っていらっしゃる方もいらっしゃいます。遠方の方は東京へいらしている数日だけ集中的に受講されます。

— Little Tsumami —

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プロモムービー(制作風景)は見入ってしまいますね。

なお記事内画像は全て齋藤小風さんよりご提供いただきました。

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