昭和女子ならだれでも知っている「リリアン」、最近はどうなのかな?
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
皆さんトップの画像は、何の道具かお判りでしょうか?
私たち昭和生まれの女子にとって、誰もが知っている「リリアン」
お祭りの屋台やお土産としても定番商品でしたよね。
もちろん手芸好きな私も、一時期はまっていました・・・
主人に聞いても、見たことも聞いたこともないと言っていますので、完全に女子だけの遊びだったようです。
このリリアン、聞くところによると、元々はリリーヤーン(lily-yarn)という語源からきているそうです。
どこがユリの糸?かと思っていたら、「百合印」という商標で編んだからリリーヤーンと呼ばれたのだとか・・
私も生まれる前のお話なので定かではありませんが、確かに「リリアン」や「リリヤン」の方が呼びやすいですね。
ところで、最近の女子にはどれくらい認知度があるのでしょうか?
ちなみに近所の幼稚園では、牛乳パックを利用したリリアン編みで、マフラーなどを作っています。
指先や脳のトレーニングとして取り入れている幼稚園は、全国的にも結構あるようですね。
道具から自分たちで作製するなんて、ナイスなアイデアです。
知らない方も、すごく簡単に始められますので、試して見てはいかがでしょうか?
割と男の子も夢中になって遊んでいるようですよ。
大人でも楽しめるリリアン
大人になってからは、すっかり忘れていたリリアンですが、何年か前の「はんど&はーと」の付録にも付いていましたので、私も懐かしくて作りました。
(当時娘にあげましたが、今でもひとつだけ残っていました)
そして気になったので、思わず本も購入。
私が購入したのは「ビーズでかんたん!リリアン編みのアクセサリー (レッスンシリーズ)」で2011年に発売されたものですが、今年に入ってからも他に新刊が出ているようです。
ビーズをあしらったリリアンは、どれも素敵で、普通に使ってもおしゃれです。
本には、私が作った付録とは比べ物にならないほど、クオリティの高いものが載っていますよ。
リリアンブレスレットはキットも販売されていますが、せっかくならオリジナリティの高いものに挑戦して欲しいですね。
パターンを変えるだけで、思わぬアレンジが出来て楽しいです。
ひとつひとつ材料を揃えるのは結構大変ですが、いろいろ工夫できますよ。
リリアンの作り方&必要な道具
リリアン編みに必要なのは、先ずは編み機です。
筒状の何かを利用して自作しても良いですが、現在手芸店でよく見かけるのは下記の2種類ですね。
発売元トーホーの木製タイプと、クロバーの樹脂製タイプです。
木製のタイプは、ドイツのものが有名で、コンラッドロフファー社の「緑帽リリアン編み」が人気です。
他にもミューラー社、ニック社など可愛らしいものが下記でネット通販していますよ。
ウッドワーロック(リリアンを探す)
一方、クロバー製には、3種類のヘッド(4本・5本・6本)が付属しています。
新しく出たものは本体も透明な為、はじめの出来上がりの様子も確認できて安心です。
デザインを優先させるなら木製、機能性を求めるなら樹脂製と言った感じでしょうか。
映画「君の名は。」で有名になった組紐は、ここ飛騨地方では今でもお客さんで賑わっています。
同様に大人でも楽しめるリリアン。再びブームが訪れるかも知れません。
母娘でも手軽に始められる手芸っていいですよね。
それでは素敵なハンドメイドライフを・・・