やっぱり隠した方が良いの?小学校・幼稚園の名札防犯対策
皆さんこんにちは
ハピメイド店長のmichiyoです。
もう、ウン十年前の子供の頃のお話です。
姉と二人で少し離れた街へ買い物に出かけた時のこと。
二人で商店街を歩いていると「みちよちゃん!」と私を呼び止める声が・・・
「えっ誰このおじさん?」と立ち止まるけど全く知らない顔・・・
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ポカン!としている私の手を取り、その場から立ち去る姉。
・・・・そう、姉に聞いて分かったのですが、
そのおじさんは「私が胸元に付けていた名札」を見て声をかけていただけでした。
(えらいぞお姉ちゃん!!)
さすがに商店街でしたので連れ去られたりすることはなかったと思いますが、きっと上手く丸め込まれて何か買わされる羽目にはなったのだと思います。
今は「変質者扱い」されますので、容易に声をかけられることも逆に少ないのでしょうが、名前を呼ぶのは「カクテルパーティー効果」と言い、心理学的にも商売の手法として利用されています。
しゃれた名前のテクニックだけど、子供に使っちゃいかんですよね・・・
しっかり者の姉に救われましたが、少し怖かった思い出でもあります。
あの頃の学校と言えば、名札はもちろん、手提げかばん等の持ち物にも全て名前を書いていました。
それも見やすいようにかなりハッキリと!
そして、学校帰りの服装のまま遊びに出かけるのも普通の見慣れた光景でしたね・・・
最近の幼稚園・小学校の名札事情とは
でも今では少々様子が違います。
防犯の為「登下校中は名札を付けない」学校が増えてきているんです。
学校の中に名札を収納する場所があり、そこで付けたり外したりします。
また、親御さんの判断で自己防衛するご家庭もあります。
名札や定規などの文具で有名なメーカー「西敬」が販売する「裏返せる名札」は名札をイチイチ外すことなく、名前を隠すことができます。
登下校中はひっくり返して名前を見えなくする・・・発売当時はだれがそんな面倒なことを・・とも思えましたが、発売後10年以上たった今では大変な人気商品のようです。
他にも、近くでは読めるけど遠くからは見えない・・と言った名札なんかも他メーカーより販売されています。
名札については、文部科学省からの指導ではなく、どうやら学校側の判断に委ねているようですね。
その為、学校の方針によっても違ってきます。(従来通りの学校もあります)
幼稚園、保育園についてもその傾向は同じですね。当店へのご依頼もしかり。
持ち物全てに名前を付けるのは変わりないのですが、「レッスンバッグは内側」「お弁当巾着は外側」など、使用する場所によって取付場所を指定してある園もあります。
傾向的にはまだまだ、外側にお名前を付ける園が多いですが、バス通園などの関係もありますから一概には判断できませんね。
実際危険な思いをする確率は低いと思いますが、何かあってからでは手遅れなのも事実です。
そういう怖さをしっかり教えながら、予防していくのも大切なことかも知れませんね。
当店でも、レッスンバッグ、通園かばん等はお名前を内側に取付け、代わりに目印やイニシャルの刺繍を依頼されるパターンが増えてきています。
選択肢の一つにどうぞ。
今日は、小学校/幼稚園における登下校の際の防犯事情のお話でした・・
それではまた・・