プリスクール、プレスクールってどんな所?プレ幼稚園と何が違うの?
皆さんこんにちは
ハピメイド店長のmichiyoです。
プリスクール(プレスクール)に通われる方から、たまにご入園グッズのご相談を受けます。
なじみのない方も見えると思いますので、今日は「プリスクール」について、いろいろご紹介してみますね。
“プリスクール”と“プレスクール”は違うの?
英語で書くと「preschool 」
pre~ という接頭辞は「前」とか「先」とか「予備」などの意味で習いましたね。
preをプリと読むのかプレと読むのか・・
発音に特化した こちらのサイトでネイティブ・スピーカーの発音を聞く事が出来ますが、聞こえたまま表記すると「プリスクール」に近いですね。
カッコいい響きはプリスクールですが、どちらも同じ意味です。
「いいや、全然違うよ・・」と言い張る方もいらっしゃると思いますが、その辺りは後ほど説明しますね・・・
アメリカのプリスクールとはどんなところ?
日本のプリスクールを語る前に、本場アメリカのプリスクールとはどんな所なのでしょうか?
日本にも「幼稚園」「保育園」「認可外保育所」「託児所」などと色々な名称があるようにアメリカでも色々な呼び方があります。
「kindergarten」(キンダーガーデン)「preschool」(プリスクール)「nurseryschool」(ナーサリースクール)「day care」(デイケア) などの名称ですね・・・
日本とアメリカではそもそも制度が違うため、どれがどれと単純に当てはめることはできないのですが、日本でいう小学校に上がる前の2年間が「キンダーガーデン」 更にその前準備として通うところを「プリスクール」と呼ぶ地域が多いようです。年齢で言うと2~5歳児位が対象となります。
ただ、日本の幼稚園・保育園とは違い、通っている子供も少なく、州や地方によっても呼び方に違いがあるようです。
日本のプリスクールとはどんなところ?
日本では、プリスクール(プレスクール)は二つの意味で使われています。
先ずは「英語」を習得するための保育施設の名称です。
こちらは、例えば保育士全員が外国人講師で、英語を基本としたカリキュラムが用意されているようなところです。
海外留学のように日常的に英語のシャワーを浴び続ける事が出来ます。
子供は順応性が高く、「無理なく英語を覚えさせたい」という親御さんには魅力的な保育施設であり、最近増えてきましたね。
芸能人のお子さんが通われるなど、ちょっとお金持ちの子供が通うスクールと言ったイメージもあります。
今では似たようなところが全国で500か所以上あるそうです。
幼稚園に近いスクールから単なる英語塾に近いスクールまでいろいろあり、ほとんどは認可外保育園です。
古くはインターナショナルスクールとも言っていましたが、インターナショナルスクールが外国人向けなのに対し、プリスクールは日本人を対象とした保育施設を指すような風潮も出てきました。
そしてもう一つは、幼稚園へ入る前の年齢を対象としたプレスクール。
こちらは「慣らし保育」や「プレ幼稚園」などとも呼ばれます。「体験入園」的な意味でのプレです。
未就園児クラスや未満児クラスに対し、体験入園の方を指す場合が多いですが、ひとくくりになっている園もあります。
これまた曖昧に使われていますね。
元々日本では馴染みのなかった言葉のプリスクール。
英語を習得する施設が「プリスクール」、慣らし保育が「プレ幼稚園」「プレ保育」と表記すれば間違いはないのでしょうが、むしろ後者の方が意味合い的にはプリスクールかも知れませんね。
ちなみに当店にはどちらのお客様もいらっしゃいます。
プリスクール用として英語の刺繍を依頼されることもありますし、プレ幼稚園用のグッズのご依頼も多いです。
プレ幼稚園の方は、園によっても必要なものが随分変わってきますので早めに聞かれることをおすすめします。
「必要な持ち物がある事を知らなかった」と、慌てて準備される方も多いですよ・・・
今日は、「プリスクール」「プレスクール」「プレ幼稚園」などの違いについての紹介でした。
それではまた・・・