手縫い針・ミシン針のすべりが悪い時、通りを良くする方法
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
皆さん手縫い針やミシン針のお手入れってされていますか?
パッチワークやハワイアンキルトなどの手縫いをメインでやっている方は、皆さんしっかり針磨きを行っているようです。
確かに手縫いを長時間行っていると、針の滑りがものすごく作業性に関係しますよね。
縫い針も長く使っていると滑りが悪くなり、縫うのも一苦労になってきます。ひどくなると指ぬきをしても固くて通らなくなりますね。
余分な力がかかるのは、けがの元でもあります。
そう考えると、ミシンの針も気付きにくいだけで実はものすごくストレスがかかっているのかも知れませんね。家庭用ミシンはパワーもありませんので影響も大きいです。
私は「針は消耗品」と考え、こまめに交換していますので、あまり感じたことはありませんが、ご家庭で長く愛用される方は針のお手入れも大切ですよ。
今日は、針のメンテナンス方法と、昔から言い伝えられている針の滑りを良くする方法をご紹介します。
針の滑りを良くする道具
手縫い針の滑りを良くするには
針磨きについては、クロバーから可愛い商品がたくさん出ています。使い方はこちらの動画でも確認できます。
◉クロバー 針みがき アンティークシリーズ
◉針みがき付ピンクッション(トマトorはりねずみ)
・トマトの針山にイチゴの針みがきがセットになっています。イチゴに黒い点が付いていくのも芸が細かい感じです。
・針を増やすとまさにハリネズミになる可愛いピンクッションです。もちろん針みがき付きです。
ミシン針の滑りを良くするには
こちらはミシン針におすすめです。直接塗っても、布にしみ込ませて塗っても針の滑りが良くなります。ラミネート生地や合皮の縫製にも重宝します。
◉クロバー ソーイング用 シリコン剤
◉河口 ソーイング用 シリコンペン
直接針に塗って滑りを良くします。
◉河口 シリコン すべり剤
滑りにくい生地などにも効果的です。
◉シリコ-ン 滑走剤
シリコンスプレーは、金属だけでなく、プラスチックや木材など、色々なものの滑りを良くします。ご家庭に一本あると結構重宝しますよ。
ご家庭で出来る針の滑りを良くする方法
昔から、実践されてきた方法です。ちょっとしたことで、針が通りやすくなります。まさにおばあちゃんの知恵袋ですね。
たまに針仕事をするくらいの方は是非お試し下さい。
- 髪の毛でなでたり、鼻の脂などを付ける。
- 乾いた石鹸をつつく。
- 眼鏡クリーナーで拭く。
- 歯磨き粉で磨く。
錆びた縫い針は、アルミホイルの切れ端をクシャクシャにして擦ると錆が取れます。但し、細かい傷がつくため滑らかさがなくなります。又良く拭かないと粉で布が汚れますので注意して下さい。
針を長持ちさせるコツ
手縫い針の場合は、針山(ピンクッション)の中身が針の寿命に影響します。針を長持ちさせるピンクッションはこちらもご参照ください。
ミシン針の場合は、接着芯やアイロン接着用のマジックテープなど、糊の付いたものは縫わないようにしましょう。