ミシン針の糸通し器、職業用ミシンにも使えるナイススルーとは
皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
老眼こそあるものの、視力の良さだけは長年自慢だったワタクシ。
本日老眼鏡を作りに眼鏡屋さんへ出向いた所、何と片眼の視力が0.3ほどに低下していることが判明。
確かに最近ピントが合いにくい自覚もあり、ずっと疲れからだと思っていたのですが、なるほど見えていなかったのですね・・
という訳で、はじめて遠近メガネを作製し、想定外の出費になってしまいました。トホホ・・
落ち込んだ際は、手芸屋さんによってテンション上げるのがいちばん。
素敵な生地と共に「ナイススルー」も買っちゃいました。
ミシン針の糸通し器とは
今どきの家庭用ミシンって針穴に糸を通す機能って標準で付いていますよね。
たとえばJUKIの家庭用ミシンで言えば、1978年には糸通しフックが付いたミシンが発売されました。自動糸通しは更に進化し、今では糸をセットしてボタンを押せば、針穴まで全て一貫して通せるモデルまで出ています。
- 1978年 針自動糸通し
- 1999年 スーパー自動糸通し
- 2001年 完全自動糸掛け(糸取りバネ~天秤~針棒糸案内~針穴まで)
しかし、その便利な機能も家庭用ミシンでのお話。
私が愛用している職業用ミシン(工業用針仕様)は、手で通すしかありません。
だから老眼になると皆さん大変なのですよね・・・
ナイス・スルーの使い方
ナイススルーの使い方は簡単です。
ペンタイプの本体の中に「ハガネ」と呼ばれる固い部品が付いています。
そこに糸を引っかけてミシン針の穴に押し込む構造です。
以前、針糸通しの方法10選を紹介しましたが、デスクスレダーやミシンに付属している簡易糸通し器など、大体この構造ですね。
ちなみに昔ながらのスレダーの場合、9号針だときつかったのですが、ナイススルーだとギリギリ使える感じです。
また従来のスレダーのように、針穴をピンポイントで狙う必要はありません。
針の上の方から押さえるようになぞるだけでOK。穴の位置へ来るとバネにより押し出す感覚で糸通しが出来ます。
私のような工業用針を使用している方、またミシンの簡易糸通しが壊れた方にとっても、便利なアイテムです。
商品の裏に説明書きもありますが、もし使い方に悩んだら、オカダヤさんの動画が見やすかったので貼っておきますね。
しかし、歳を重ねるとともに手芸の経験値は上がっていくのに、目だけが見えなくなっていくなんて・・
悲しいものです。
それでは素敵なソーイングライフを・・・