ミシンで合皮等の滑らない素材の縫い方!
皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
今日は、ミシンについてのテクニック、裏技を紹介します。
ミシンについて、下記のようなお悩みはありませんか?
- ミシンで押さえが強い為か、生地に送りのギザギザの痕が付いてしまいます。
- 合皮、レザー、ビニール素材、ラミネートなど、生地の送りが悪く上手く縫えません。
生地が滑らないお悩みは全てこれで解決!
そんな時に重宝するのがテフロンテープ(ニトフロンテープ)です。
(テフロンはデュポン社、ニトフロンは日東電工の商標です)
何れもふっ素樹脂粘着テープです。これらは世の中で最も摩擦の少ないテープ、つまり滑るテープと言われています。
縫製工場でも広く使われており、一部のミシン専門店でも取り扱いがございますので、裏技と言うよりは知っている方もたくさんいらっしゃるかも知れませんね。
使い方は、ミシンのテーブルや針板に直接貼ったり、押さえの裏側に貼り付けて使用します。これにより、生地の滑りが良くなり、トラブルが激減します。
私も、ちょくちょく使用しています。
例えば下記は、職業用ミシンの作業台、工業用ロックミシンの押さえの裏側に使用した例です。
もちろん家庭用ミシンでも使用できます。
ニットやラミネート生地を縫う場合には、テフロン押さえ(スムース押さえ)を使用する方が多いと思いますが、場合によっては金属性の押さえにニトフロンテープを貼った方が使いやすい事もあります。またテフロン押えのないロックミシンなどにもニトフロンテープはおすすめです。
粘着も適度で、はがした跡も残りません。
難点は、値段が高いこと・・・
仕事ならともかく、家庭で使用するにはちょっと勇気がいるかも知れませんね。
ただ一度購入すると、色々なシーンで活用できますので手元にあると便利なグッズです。
購入時は、巾、厚みによってもお値段が数倍変わりますのでよく見て選んで下さい。
★追記です。
業者より別商品の案内を受けましたのでご紹介します。
中興化成工業より販売されている、ふっ素樹脂テープです。
こちらのおすすめポイントはお値段が安い事!
ふっ素樹脂粘着テープはあると重宝しますが、価格が高い事が難点でしたので少しでも安く買えるのは助かります。
実際、使用してみましたが遜色ない効果があります。