ミシン押さえ、厚物生地と薄物生地による使い分けしていますか?
皆さんこんにちは
ハピメイド店長のmichiyoです。
皆さんソーイングライフ楽しんでいますか?
前回、薄物用と厚物用の針板の違いについてご紹介しました。
今回は、同じく薄物と厚物についてのミシン押さえの使い分けについてご紹介しますね。
一言でミシンと言ってもブラザーやジャノメなどメーカーの違いやら家庭用・工業用など色々あります。
例えば私が愛用しているJUKIの職業用ミシンシュプール では、純正で下記の薄物用の押さえが販売されています。
●職業用ミシン用 薄物用押え(メーカ純正品)
【対応機種】SL-300EX/TL-25SP/TL-30/TL-30DX/TL-30SP
基本押さえは、ミゾのみの形状ですが、薄物では細いミゾと丸穴(約2.7mm)が空いています。
これは針板の際にも説明しましたが、生地の食い込みを抑えるための工夫です。
薄地を縫う際の生地のペコ付きを抑え、目飛びや縫い不良を防ぐという触れ込みですね。
逆に太い糸を使ったり、大きなピッチで厚い生地を縫ったとき、縫った糸の絡み部を踏んづけて糸調子が狂う経験はありませんか?
工業用のミシンには、厚物用として「逃げ溝の大きな押さえ」が用意されています。ミゾにより縫い目を押える事がないので糸締まりが良くなります。
でもJUKIの職業用ミシンでは、厚物用の押えは純正パーツとしてはありません。
メーカーの担当者へ確認しましたが、現在ネットで販売されている厚物用アタッチメントは別メーカの物ばかりで、JIKIでは厚物も基本押さえの使用を推奨しているそうです。
ちなみに下記は、別メーカによる対応品です。
(※純正品とはメーカが販売しているもの、対応品とは他メーカが、その機種に対応して販売しているものです)
●職業用ミシン用 厚物用押え
私は使用したことがありませんが、厚い生地の縫製で上手くいかない方は試してみるのも良いかも知れませんよ。
(職業用ミシンのアタッチメントは、色々流用出来ますので自己責任とはなりますが、色々試せます)
ところで押さえといえば、前回「段付き押え」についてもご紹介しましたね。
他にも色々な便利な押さえが各メーカからオプションで用意されていますが、一つ一つが結構高いです。
例えばJUKIの職業用でも下記の様なセットが販売されており、ミシンの購入時に一緒に買えば更にお値打ちに購入できます。
でも、「キルト押え」や「コンシールファスナー押え」など人によっては、一生使わないかも知れないし・・・
また先程の「段ち押え」が入っていないなど、悩ましいところですね。
それでは、また・・・