ミシン台(テーブル)の選び方、気にするべき3つのポイントとは?
皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
家庭用ミシンの特徴のひとつに、小型なことがあります。
コンパクトミシンは、使いたい時だけ持ち出すことが出来ます。机が無くてもダイニングテーブルなどでも構いません。
ただ使用頻度が多くなると、専用の作業スペースが欲しくなることもあるでしょう。作業途中で他の事も出来るようになります。
せっかくミシン台を選ぶのであれば、ミシンならではの特徴に合わせて探すのが良いでしょう。
今日はそんなミシンテーブルを新規購入する際の、後悔しない選び方をご紹介します。
おすすめミシンテーブルとは
たとえばネットショッピングで「ミシン台・ミシン机・ミシンテーブル」で検索するといろいろな台が出てきます。
シンプルなテーブルから、学習机のようなタイプ、またパイプ式の折りたたみ机など・・
中にはちょっと首をかしげるようなものもあります。
実際多くは、ミシン専用と言うよりは、汎用のテーブル(何にでも使える作業台)の場合が多いですね。
迷った時は、下記の3つのポイントに着目すると良いでしょう。
- 【ミシン台を選ぶ際のポイント】
- ぐらつかないこと
- 左側にスペースが取れること
- フラットになれば最高
1.ぐらつかないこと
家庭用ミシンは、コストを抑えるためにプラスチックのパーツでできています。
そんなことも影響し、作業中は結構な振動が起こります。
その為、机の脚が弱いと振動を吸収できず、ミシン自体のぐらつきも大きくなります。
ミシンは糸が風に揺られただけでも、トラブルになりかねない機械ですので、振動や騒音が気になるばかりか、作業にも影響する可能性があります。
ノートパソコンや、ちょっとした軽作業と違い、ある程度しっかりした作りのものを選ぶことが先ずは基本となります。
一番間違いないのは、工場で見かけるようなスチール製の作業台ですが、そこはお部屋のイメージも考慮してなるべく安定した作りのものを選んでください。
2.左側にスペースが取れること
学習机のようなタイプは、右側に引き出しの付いたタイプが多いです。これは右利きを想定してのことでしょう。
ところが、こうしたテーブルにミシンを置くと、どうしても左側のスペースが少なくなります。
ミシンは、右利き左利きに関わらず、左側にワークスペースを取るように作られています。
そのため右側にはあまりスペースは必要なく、逆に左側に大きなスペースがあった方が生地が扱いやすくなります。
特に大きなものを縫う時は、生地を持ち上げる動作が少なくなり、負担も軽減され疲れにくくなります。
出来るだけ左側にスペースを確保できる配置をイメージすると良いでしょう。
更に、ロックミシンと2台持ちの方は、横長のテーブルは憧れのスペースですね。
3.フラットになれば最高
工業用ミシンはどっしりした専用台がありますが、持ち運び可能な職業用ミシンでも専用台のあるモデルがあります。
たとえば下記は、JUKIの職業用ミシンの専用テーブルです。
見た目以上に安定感があり、引き出しも付いていて機能性も高いのですが、最大の特徴は、作業面がフラットになっていることです。
ミシン本体を、テーブルの穴に埋め込むような構造になっています。
使ったことが無い方はイメージがしにくいかも知れませんが、こうすることで作業性が格段に上がります。
興味のある方はこちらのレビューもご覧ください。
ただ残念なのは、こうした専用台は全てのミシンに対応していないことですね。
以前は、ビクター産業より、何通りかのミシンに合わせた木製テーブルが用意されていましたが、今は販売中止のようです。
ミシンによっては、専用のワイドテーブルがオプションで用意されていますが、DIYの得意な方は作業面をフラットに加工できれば完璧です。
今日は、ミシン台の選び方のご紹介でした。
それでは素敵なソーイングライフを・・・