ファスナーの長さ調節の仕方
皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
前回、ファスナーの種類と選び方について紹介しました。
販売されているファスナーの長さもマチマチで、気に入ったサイズが見つからない方も多いと思います。
でもご安心ください。ファスナーはお好みの長さに調節することが出来ます。
少し長めのファスナーを用意して自分で長さを調節しましょう。
今回はファスナーの長さの変更の方法についてご紹介いたします。
ファスナー長さ調節の仕方
先ず、前回ファスナーの種類についてお話ししました。
ファスナーの種類により長さ変更の方法も異なりますので先ずは、種類を確認しましよう。
- 金属ファスナー
- ビスロン(デルリン)ファスナー
- 樹脂(コイル)ファスナー
金属ファスナー、ビスロンファスナーの長さ調節の仕方
上記の様な、金属ファスナーやエレメントの所が樹脂で出来たビスロンファスナーは、ファスナーの上側の部分で調節します。
ファスナーの長さが決まったら印を付け、次に不要な部分のエレメント(むし)を取ります。取る際は下記の様な喰い切り(クイキリ)と言う恐ろしい名前の道具を使います。でも普通のご家庭にはないでしょうから、小さなニッパーでも構いません。コの字になって挟んでいる部分をカットしちゃって下さい。
最後に上止(うわどめ)をつけます。ペンチで挟み込んでください。
ちなみに上止は金属タイプの物は元々付いていたものを上手に外して再利用することもできますが、私は別の物をたくさん用意しています。
別売りなところもありますし、タダで付けてくれるところもあります。
ちなみに、手芸店やネット販売店でも、購入時サービスで長さを変更してくれるところがあります。ハンドメイドで事前に長さを把握するのは難しいのですが、もし正確な長さが解るのでしたら購入時変更してもらうのが楽ですね。
コイルファスナーの長さ調節の仕方
次にフラットニットファスナーやエフロンファスナーに代表されるコイルファスナーの長さ調節です。
コイルファスナーの場合は、ファスナーの下側の部分で調節します。
下止(したどめ)と呼ばれる金属が別売り(タダかも)で用意されていますので、これを好きな場所でペンチで止めて下さい。
ところで最近のフラットファスナーを見ると、写真のように樹脂で固めたタイプの物や、ホチキスのような針でとめてあるものがあります。
実は、YKKからも説明されていますが、コイルファスナーは金属の下止をどうしても使う必要はありません。
下止の代わりにミシンで返し縫いして、分離しないように縫い止めましょう。
つまり、コイルファスナーはハサミで適当に樹脂ごとカットして、下止はミシンで縫い止めするだけでOKです。