手作りバッグ、巾着袋の作製に「型紙」は必要なの?
皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
お洋服を手作りしたい人にとって「無料型紙」って、とっても心地よい響きですよね。
私もそんな甘い言葉が大好きな一人です。
でも「安物買いの銭失い」じゃないけど、たまにドツボにはまる事もありますけどね・・・
そんな場合は、手間のみならず、最悪生地までもが無駄になります(涙)
そんな、好し悪しの無料型紙ですが、今日はそういう話ではなくて、バッグや巾着の「無料型紙」のお話です。
お洋服などの型紙は分かるのですが、バッグや巾着の型紙って必要なの?・・・っておはなし。
ネットを見てると、結構バッグや巾着の型紙ってのが出てくるんですよね。
それもチューリップバッグとか、そういう複雑な形のものじゃなくて、ただの四角いバッグです。
そう、型紙もただの長方形。
なんで、ただの長方形の型紙がいるのかなーと不思議に思うのですが、やっぱり縫製には型紙っていうイメージがある為でしょうか・・・
今日は、バッグや巾着の作製にも、型紙はあった方がやりやすいの? いうお話です。
型紙の目的は何?
お洋服の型紙は、デザイナーの美しいラインをパタンナーの方が縫製しやすいように作られたものです。
レシピに従い、縫製すれば、正確なお洋服が仕上がります。
当然、サイズが小さいからと言って拡大コピーすると、組み合わせも合わなくなり、バランスも崩れます。
また曲線の裁断も多く、お洋服作りにおいて型紙は必須といえますね。
でもバッグや、巾着類には型紙は便利なのでしょうか。
バッグの採寸はどうするの?
型紙がなければ、裁断の大きさはどうすればよいのでしょうか?
バッグや、巾着の生地の用尺(必要数)は、完成サイズをもとに簡単に計算できます。
要はタテとヨコのサイズさえ分かれば裁断出来ます。
下記にまとめてありますのでご参照ください。
型紙があった方が真っすぐ切れるのでは?
良く「生地が真っすぐ切れない」というお悩みを聞きます。
また、直角に切るのも結構大変なんですよね・・・
これは、生地が糸の集合体であり、すぐよれてしまうからです。
こういう生地は、大きな直角定規(L尺など)を使ったり、きちんと直角が作れる厚紙(型紙)などを用意して、それに合わせて裁断すると上手くいくような気がするんですよね。
でも、実際はそうとも限りません。
いくら型紙が直角でも、肝心の生地がヨレヨレなら、何の意味もありませんからね。
特に、張りのない柔らかい生地を裁断するときには注意が必要です。
結論から言っちゃいますと、型紙があった方が良いのかはケースバイケースです。
便利な場合もありますし、逆に使わない方が良い場合もあります。
それは裁断する生地の種類と、持っている道具によって変わってきます。
具体的には、次回「生地の裁断の仕方」で説明しますね。
それではまた・・