巾着袋(お弁当袋など)を手作りする際の大きさ計算方法
皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
もう随分以前となりますが、手作りお弁当袋のサイズについて紹介させていただきました。
レッスンバッグなんかは大きさが決まっている場合が多いのですが、お弁当袋やコップ袋などの巾着類は個人に合わせてお任せのところもあります。
特にお弁当袋はカトラリーケースやおしぼり、ナフキンなどを入れる場合もあるので、ケースバイケースで最適な大きさが異なります。
はて、どんな大きさで作ったらピッタリサイズになるのやら?
当時はいろいろなパターンを付けて見やすく説明したつもりでしたが、今思うと分かりにくかったかな・・・
という訳で、入園入学シーズンは過ぎ去りましたが、私の計算方法を改めて紹介します。
手作りする際の目安としてご参考下さい。
お弁当袋(巾着タイプ)の大きさの計算方法
先ずは、中身の大きさをメジャーなどで計測しましょう。
お弁当箱以外にもお箸入れ、カトラリーケース、果物入れ、おしぼり、ナフキン、コップなど、いろいろ入れる園があるようですね。
個々の大きさではなく、全てを重ねた状態で、高さa、ヨコb、マチcを測ります。
(子供はぐちゃぐちゃに入れるかも知れませんが、あとで余裕を見ている為大体で構いません)
【パターン1】
・高さa:7センチ
・ヨコb:17センチ
・マチc:12センチ
【パターン2】
・高さa:10センチ
・ヨコb:21センチ
・マチc:9センチ
次に、この数字を下記に当てはめましょう。
布巾着の場合は中身に合わせて自由が利きますので、底の大きさ(b×c)にはゆるみは持たせる必要がありません。
巾着紐を絞る分として高さに9センチ程度余裕があれば良いです。
・タテ:(a+9)×2+c
・ヨコ:b+c
【パターン1】
・タテ:(7+9)×2+12=44センチ
・ヨコ:17+12=29センチ
【パターン2】
・タテ:(10+9)×2+9=47センチ
・ヨコ:21+9=30センチ
後はこれに、それぞれの縫い代分を足して生地を裁断します。
(私の場合は、上下にそれぞれ3センチずつ、左右にそれぞれ1センチずつ縫い代を付けています)
実際作った状態がこちら
底の部分は計算上ゆるみを持たせていませんが、それでも結構余裕がありますね。
小さなお子さんには程よい余裕でしょう。
仮にお箸入れなど細長いものがあった場合、それに合わせてしまうと全体に余裕ができすぎますので、注意が必要です。
ちなみに最初に測った底の大きさと高さ(9センチ足した寸法)と出来上がり寸法の関係は、下記の様になります。
今日は、お弁当袋の大きさの目安のご紹介でした。
それでは手作りがんばりましょう・・