職業用ミシンにサブテンションをおすすめする理由と交換時の重要なポイント

職業用ミシンにサブテンションをおすすめする理由と交換時の重要なポイント

皆さんこんにちは

ハピメイド手芸教室のmichiyoです。

 

以前、さらっとご紹介した職業用ミシンのサブテンションについて。

メカに弱い女性でも簡単に後付け出来ますので、今日はちょっと詳しくご紹介しますね。

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職業用ミシンのサブテンションとは?

ご参考までに私が愛用しているミシンは JUKI SPUR TL-30SPです。

JUKI職業用ミシンの比較」でも解説しましたが、最低条件である工業用針と自動糸調子が付いているモデルで、長年愛用していますが低価格帯にしては抜群の性能だと思います。

名前にスペシャルと付いているのもなるほど頷けます。

 

ただこれから購入を考えている方は、もし予算があるなら、上位機種のSL-700EX HY-SPEC(ハイスペック)がおすすめですね。

こちらの機種には「マジックカケ」や「サブテンション」など、糸調子を安定させる機能が更に追加されます。

これらは厚い生地や太い糸など、特殊な環境下において威力を発揮します。

マジックカケについては別に紹介しましたので、今回はサブテンション(プリテンションとか第一テンションなどとも呼ばれる)のお話。

下記が、後付け用のパーツです。

ミシンって高速で使用していると、結構上糸が暴れているなーって感じると思います。

家庭用ミシンよりも高速な職業用ミシンは、余計に感じますね。

詳しくは、糸調子の合わせ方で解説しましたが、要は、上下の糸の供給のバランスが取れないと、縫い目はきれいにならない訳ですから、こうした糸の暴れは好ましくありません。

サブテンションを付けることで、糸の撚り戻りの害が緩和されます。

ちなみに工業用ミシンには私の知る限りどれも付いていましたので、高速ミシンはあった方が良いのは間違いないです。

JUKI職業用ミシン、サブテンションの取り付け方法

縫製工場ではミシンを改造するのはある意味当たり前でもありますが、家庭用や職業用ミシンはそのまま使用される方が多いと思います。

私も職業用ミシンについては、このサブテンションを取り付けているのと、面部糸切りを外しているくらいですね。

 

サブテンションの取り付けは簡単ですが、2点ほど重要なポイントがあります。

先ずは上部カバーを外しましょう。

2ヵ所のネジを外すだけで簡単に取れます。

JUKI職業用ミシンサブテンションの付け方

一部ハーネス(ケーブル)でつながっていますが、本体側のコネクターを抜けばそのまま切り離しできます。

付けたまま作業しても良いのですが、簡単に抜けますので外した方が作業はしやすいです。逆向きには挿せませんので安心してください。

ちなみにこのカバーを外したときは、プーリーが回りません。

後ほど説明しますが、取り付ける際に注意する重要なポイントとなります。

 

上部カバーを外し、純正パーツとサブテンションを付け替えます。

こちらはビス一個で止まっているだけです。

JUKI職業用ミシンサブテンションの付け方

付近に油をたらす紐があるので、触れないように注意してください。

 

交換が完了したら、あとは元通りに組み立てます。コネクターを挿入し、上部カバーを取り付けます。

ここで注意するのは下糸を巻くときのボビン押えを奥に倒すこと。これが一つ目の重要なポイントです。

そうするとカバー側の爪が手前にきますので、その状態でプーリーのバネの上部に来るように誘導しながらカバーをセットします。

JUKI職業用ミシンカバーの取り付け方

 

カバーをセットしたら、ボビン押えを手前に戻します。

その状態でプーリーが手前にゆっくりと一回転以上回ることを確認してから、ネジを締めると良いでしょう。

カバーを付けたらミシンが動かなくなった..というのはありがちなミスですので、必ず手で回して確認してくださいね。

以上でサブテンションの付け替えは完了です。

 

さて次に糸カケを行いますが、ここに2つ目のポイントがあります。

それはサブテンションから糸調子ダイヤルまで一直線に糸を落とすことです。

熟練者ほど間違えているかも!? 職業用ミシン上糸のかけ方」の記事でも解説しましたが、これまでは下記画像のオレンジ丸の部分に引っかけていましたよね。

JUKI職業用ミシン 糸のかけ方

ついつい癖で間違えないように気を付けてください。

あとは糸の強さによってテンションを調整しながら使用します。

 

 

ついでに完全な余談ですが、純正で付いている糸切り、私は使う事が無いので外しています。

ミシン面部糸切り

これがあると、大きなものを縫製している際、知らず知らずのうちに引っかかって作品を傷つけてしまう事があるからです。

 

さてこのサブテンション、JUKIではハイエンドモデルしか標準では付きませんが、ジャノメではプリテンションと呼び、最初から付けてあるモデルが多いですね。

おそらく職業用ミシンを使用するような方は、いろんな作品を作っていらっしゃる方が多いと思いますので、このパーツの恩恵を受ける機会も自ずと増えるような気がします。

やっぱミシンって高度な技術や知識が無くても、誰でも簡単に縫製できるのが理想だと思います。そういう面でも高いものじゃないので私はおすすめしますね。

※ちなみに今回の記事は、JUKIの公式さんにも確認いただきました。

それでは素敵なソーイングライフを・・・

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