スモックやエプロンの手作りにおすすめな生地「綿ポリ」、アイロンがけ不要って本当!?

スモックやエプロンの手作りにおすすめな生地「綿ポリ」、アイロンがけ不要って本当!?

皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。

幼稚園・保育園で使用する「スモック」や「エプロン」を手作りされている方も多いと思います。

皆さんはどんな生地で制作されていますか?

素材で言えば、綿100%、綿麻、綿ポリなどがありますが、それぞれ着心地や風合いが変わってきます。

織り方で言えば、薄手なシーチング、中厚で風通しの良いオックス、柔らかいツイルなど、季節に応じ特徴を活かした選び方も出来ますね。

あとカラー選びも重要です。ネット通販では分かりにくいのですが、細かなストライプで色の変化が激しいものは目がチカチカすることもあるので注意が必要です。保育士の目線で言えば、ナチュラルなカラー(たとえば織り糸を変えたシャンブレーなど)が人気だったりしますよ。

私の所へも生地持ち込みのお客さまより、どんな布を購入すればよいのかご相談を受けることも多いのですが、最近は「綿ポリを紹介することが多いですね。

今回はそんな綿ポリの特徴や選び方など、丸石織物の石井さん(生地のマルイシさん)にお話を伺ってみました。

生地選びのご参考としてお役立てください。

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綿ポリってどんな生地?

マルイシ石井店長
マルイシ 石井店長

ーー早速ですがマルイシさんはいつごろから「綿ポリ」を作っていらっしゃるのですか?

石井氏:綿ポリは私の父が独立した30年ほど前に作り始めました。カタログを作って全国のエプロンメーカーに卸していました。そこから生産が中国へシフトしていく中で、今度はリネンサプライといって病院や旅館へ必要な衣料品をリースする業界での販売に繋がっていきました。

ーー綿ポリの特徴はどんなのでしょうか?

石井氏:エプロンや病衣、作務衣などは求められている機能は同じです。それは洗濯してもシワになりづらい、ヘタレにくい、色落ちしにくいなどです。当店の多くの生地は綿100%とポリエステル100%の糸を使った「交織」の綿ポリ生地で、これらに適した特徴があります。一方、混紡のものもあります。ポリエステル糸を高温高圧下で染色することで綿よりも高い染色堅牢度を得られます。よって、繰り返し洗濯をしても色落ちしづらく長く使っていただけます。

ーーなるほど、でも手芸業界ではあまりメジャーな生地ではなかったですよね?

石井氏:そうですね、手芸業界に参入したのは、10年ほど前に私が入ってからです。その頃、手芸業界で求められていたのはナチュラルな雰囲気のリネンやコットンなどで綿ポリはほとんど見向きもされていなかったのですが、今まで当たり前だった水通し作業が不要なこと、シワに強いこと、非常に縫いやすいことなどが認知され、熱心なリピーターがいらっしゃる商品へと成長しました。
みなさんよくおっしゃるのが、「綿ポリというともっとゴワゴワした粗悪な生地だと思っていたけれど、コットンのように優しい風合いで子供服などにも安心して使える」ということです。
また、「入園グッズを買ったけれど、アイロンが面倒で当店の布地で作り直した」というお客様もよくいらっしゃいます。

ーーそう、皆さんお洗濯後のアイロンがけが面倒なのですよね~ でも綿ポリと聞くとどうしても硬いイメージがあるのですが・・

石井氏:確かに他社の綿ポリは硬いことが多いです。というのも、リネン業界向けには硬くしっかり仕上げた方がよりシワになりづらく長持ちするので、子供服などの手芸向きに企画している当社の綿ポリとは風合いが異なります。コットンのように優しい風合いの綿ポリは自社独自です。
綿ポリで言えば、品揃え、クオリティ共に日本一だと思っています。

スモック・エプロンの生地選び

シワになりにくい生地

マルイシさんの綿ポリは先ず「交織」と「混紡」の2種類に分類されます。

  • 交織:綿100%とポリエステル100%の2種類の糸で織った生地
  • 混紡:綿35%とポリエステル65%を撚り合せた糸で織った生地

いずれも綿やリネンなどに比べればシワになりにくい生地ですが、よりシワになりにくいのは混紡です。

綿のような柔らかい風合いを活かしたい場合は交織、シャキッとしたければ混紡を選ぶのが良いでしょう。

マルイシさんの綿ポリはこちら

マルイシさんの綿ポリはたくさん種類がありますが、先ずは定番である4500シリーズから見ると探しやすいです。ベーシックカラー・パステルカラー・ディープカラーと種類があり、無地だけで全37色あります。

たとえばスモックでしたら、無地だけでも十分カワイイのですが、同系色のストライプやギンガムチェックなどもあるので、身頃と袖を変えて作製するのもアリですね。

綿ポリでスモックを作ってみた

今回はマルイシさんのオリジナルスモック型紙で作製してみました。

かぶりタイプスモックの長袖、半袖が制作出来ます。

サイズは、80・90・95・100・110・120・130と7パターンありますし、動画の作り方もアップされていますので、初心者の方でも作りやすいですね。

生地は、定番の4500シリーズの中からペールラベンダーを選びました。ラズベリーと並んで女の子の中では人気のカラーだそうです。

ダンガリーというのはタテ糸に白糸、ヨコ糸にカラー糸を使用して織られた生地です。シャンブレー同様みた目に優しく、ナチュラルな感じの色合いとなります。

実際に作ってみたのがこちらです。

スモックやエプロンにオススメな生地

感想としては、確かにポリ混という感じはしないですね。やや糊がかかった状態の綿のような印象です。

綿ポリと言えば、身近なものとして多くの手芸店で販売されているTC(東レ商標のテトロンコットン)が有名ですが、綿ポリに対するイメージが少し変わりました。

綿ポリアイロンのかけ方

実際、作ったスモックをお洗濯してみました。

こちらはお洗濯して天日干しした後、アイロンをかけていない状態での撮影です。

スモックアイロンのかけ方

パンパンと手で張って干しただけですが、綿100%に比べれば随分とシワは少ないです。元々ナチュラルなカラーですので、このまま着させても恥ずかしくないレベルかも知れませんね。

アイロンをかける場合、温度は中温(130度ほど)がオススメです。低温でかけてシワが伸びないようであれば徐々に温度を上げると良いでしょう。
コットン素材と同様でポケットなど、凹凸のある部分はあまり圧をかけるとテカリの原因になるので、スチームなどを使って圧をかけないようにアイロンしてください。

 

今日は、シワになりにくい生地「綿ポリ」のご紹介でした。

それでは素敵なソーイングライフを・・・

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