ランチマットに裏地は付けますか?三つ折りなどどれがおすすめ?
皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
お子さんの入園グッズ、これから手作りされる方も多いと思います。
ランチマットやランチクロスの手作りを依頼される際、
「三つ折りって何ですか?」「裏地は付けた方が良いの?」
などとたまにご質問を受けます。
初めてで、裁縫の解らない方には何もかもがナゾですよね。
今日はそんな方の為に、ランチマットの端処理の仕方、また裏地を付けるメリットなどについて紹介します。
ランチマットに限らず、布は切りっぱなしだとどんどんほつれてきます。
そこで、ほつれないように端の処理をするのですが、処理にも色々な方法があるんですよ。
端処理のいろいろ
三つ折り縫いとは
三つ折り縫いとは、下図のように端の布を2回畳んで、3重にして縫う方法の事です。
折りたたむ幅に決まりはありませんが3㎜~10㎜ほどが良いでしょう。
折りたたむにはアイロン定規があると便利です。
又、ミシンには三つ巻き押え というアタッチメントもあります。
細かい話をすると「三つ折り」と「完全三つ折り」がありますが、詳しい解説はこちらでしますね。
ちなみに、4つ角(コーナー)はそのまま折ると6重になってしまいますね。
そこで「額縁縫い」と言う方法で、角だけ厚くならないように処理します。
ちょっと面倒ですが、見た目がきれいでしょ!
三つ折りは、バンダナやハンカチなどでも良く利用されていますね。
それでは、他の端処理の方法についてもご紹介します。
裏地を付ける
これは、最初中表で縫い、表に返すことにより、縫い代を内側に隠す方法です。
生地は2倍必要となりますが、裏地を付けることによりしっかりします。
リバーシブル柄で気分によって変えるなどのメリットもあります。
巻きロック
これは、ロックミシンの機能で巻きロックと言います。
複数の糸で仕上げますが、使う糸の種類や幅を変えるなどで、見た目もいろいろ変わってきます。
バイアス処理
バイアステープで切れ端を包む方法です。
こちらも処理と同時にアクセントとしても有効な方法です。
バイアステープについても色々ありますので詳しくはこちらをご覧ください。
裏地は必要なの?
裏地は、必要かと言えばどうしても必要なものではありません。
厚い生地の場合には不要ですし、風呂敷のようにしてお弁当箱を包む場合には、あまり厚くしない方が良いです。
ただ、リバーシブル等にして気分を変えたりできるなどのメリットもあります。
それから、作り手の立場でいえば作製が簡単なのも大きいですね。
生地は、2枚で単純に倍の数が必要ですが、不慣れな方はこちらの方が良いかも知れませんよ。
それではまた・・・