隠しマチ(折マチ)巾着の作り方とメリット・デメリット

皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
今日はハンドメイドバッグや巾着などに使用される隠しマチ(折マチ)についてのご紹介です。
隠しマチ(折マチ)とは?
以前、三角マチと別マチの違いについてご紹介しました。
布バッグや巾着でマチと言えば、ほとんどが「三角マチ」を指します。
底の部分を三角形につまむマチです。
そして、袋口までマチを付けたい場合には「別マチ」で作製します。しっかり自立したバッグを作る際などに便利なマチでしたね。
一方「隠しマチ」とは、折りたたむとマチが無いように見えるのですが、ものを入れるとマチが現れるような作り方をしています。あら不思議!
実際は内側に折ってあるだけなのですが、これらの特徴から「隠しマチ」や「折マチ」「たたみマチ」などと呼ばれています。
隠しマチ(折マチ)のメリット・デメリット
隠しマチのメリットは比較的簡単に作れることです。
また折りたたむと綺麗な長方形になります。三角マチももちろん折りたためますが、そこが大きな違いですね。
薄手の生地で作ったエコバッグなど、ハンドバッグに入れて持ち運ぶときに便利です。
隠しマチはレッスンバッグや巾着などどんなものにも対応できますが、コップ袋のような円柱の小さいものに向いています。
個人的にはレッスンバッグやお弁当袋は三角マチ、コップ袋は隠しマチのような組み合わせが好きです。
当店への依頼は三角マチがダントツで、別マチが数パーセント、隠しマチの依頼は年に一度あるかどうかくらいです。ただ単に知らないだけと言うのもあるでしょうが・・・
小さな巾着を手作りする際には、面白いですよ。
なお製法上、布の重なる部分が増えます(4重になる)ので帆布など厚い生地には向いていません。
また、一方方向の絵柄の生地は、底で繋ぐので更におすすめしません。
逆にエコバックなど、薄手のナイロンで作製するのには向いています。
隠しマチ(折マチ)巾着の作り方(裏地なし編)
コップ袋など小さな巾着は、余り生地を重ねるとお子さんがしぼりにくくなります。
また、お洗濯の後も裏地が無い方がすぐ乾きます。そんなこともあり私的には、裏地無しの方をおすすめします。
今回は裏地なしのシンプルな隠しマチ巾着の作り方をご紹介します。
▽生地の裁断
今回は当店のコップ袋の既定サイズ「高さ17㎝×幅12㎝×マチ6㎝」で作製します。
コップと歯ブラシが余裕を持って入る大きさです。
生地を縦長に「縦47センチ×横20センチ」で裁断します。
▽ほつれどめ
生地端をロックしましょう。
(ロックミシンの無い方は普通の家庭用ミシンで裁ち目かがり、又はジグザグミシンをかけます)
生地を中表にして次の工程に進みます。
▽端の縫製
7センチ開き口を残して脇を縫製します。
▽隠しマチ(折マチ)を付ける
底の部分を3センチ(マチの大きさの半分)折り曲げます。
アイロン定規などを使用してしっかりアイロンをかけましょう。
折り曲げた個所(黄色の丸の部分)を、先程の縫い目に沿ってしっかりと縫製します。
最初に折り曲げてから、一度に縫製しても構いませんが、この方がずれにくいですし、補強も出来るでしょう。
マチとしてはこれだけで終わりです。
▽開き口の始末
ここから先は普通の巾着の作り方を参考にしてください。
三角マチと隠しマチ(折マチ)の違い
同じ大きさの生地「縦47センチ×横20センチ」で作った三角マチと隠しマチの巾着を比較して見ましょう。
全体の大きさは変わりませんが、底の部分の折りたたむ形状が違います。
隠しマチはきれいな長方形になり、マチは底の内側部分に隠れています。
それぞれにコップと歯ブラシを入れて見ましたがほとんど違いはありません。
最後に、底からみた部分の比較です。
隠しマチの底はコップに押されて平らになった様子がわかりますね。
今日は隠しマチのご紹介でした。
入れるモノや生地の厚さによってマチを変えて見るのも良いでしょう。
それでは素敵なソーイングライフを・・・