子供用プールタオル(ラップタオル)着替え用、移動用タオルガウンの作り方
皆さんこんにちは
ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
子供達にとっては待ち遠しい、プール開き の季節が近付いてきましたね・・・
幼稚園や小学校のプール遊び、授業のプリントに「巻きタオル」の記載があって準備を始めている親御さんも多いと思います。
当店でも、良くご依頼を請けてお作りしますが、このプールタオルは大きく分けて2種類の用途があります。
ひとつは「着替え用」として、そしてもう一つは「移動用」としてですね。
そんなに大きな違いはありませんが、移動用は手が出せるように穴があいたものが多いですよ。
どちらも簡単に出来ますので、余ったタオルやお気に入りの柄のタオルがある場合には手作りしちゃいましょう。
今日は巻きタオル(ラップタオル・タオルガウン)の作り方のご紹介です。
プール着替え用巻きタオルの作り方
こちらは、幼稚園のプール遊びや、小学校のプールの授業の時に着替え用として使用します。
「ラップタオル」という名前でも呼ばれていますね。
女の子は首下で止めますので少し長め、男の子は腰に巻いて着替えますので少し短めが良いです。
ネット通販でも子供用の可愛いラップタオルがたくさん探せますよ。
手作りする際は、手芸店などでタオル地を購入しても良いですが、バスタオルを使用した方がだんぜん楽に作製出来ます。
材料を用意する
今回用意したのはこれです。
- バスタオル(63×128)
- 幅広ゴム
- スナップボタン
- ハギレ
市販されているバスタオルのサイズは大体60センチ×120センチ前後のものが多いですね。
大きなものが欲しい方は「大判バスタオル」「ビーチバスタオル」などで検索すれば探せますよ。
ハギレは無くても出来ますが、あった方が良いかな~。理由はあとで説明しますね。
ゴム通し用の布を準備する
ゴム通し用の布を準備したら、幅広ゴムに合わせて縫い代を折り曲げましょう。
ゴム通し用の布を縫う
準備したゴム通し用の布を、バスタオルの端(長い方)に合わせて縫い付けます。
スナップボタン取付
スナップボタンを取り付けます。スナップボタンには色々な種類 がありますが、この場合はアメリカンホックがおすすめです。
バスタオルの端処理の幅に合わせて10ミリ~15ミリ程度から選べば良いでしょう。
バスタオルの生地は結構厚い為、しっかりと爪を出してから打ち具を金槌(木槌)で叩くのがポイントです。
スナップボタン取付の位置
今回は15センチ間隔で付けました。
開きやすい上部だけは細かい間隔で付けても良いです。また、女子が使う場合は、体型に合わせてゴムの所だけを2重に重ねて付ける場合もあります。
バスタオルのサイズによっても変わってきますので、試着しながら着替えやすいように位置を工夫して下さい。
スナップボタンの取付は、ゴム通しの作業前に行うとやりやすいですよ。
ゴムを通す。
ゴムを通します。
「ゴム通し」が手元に無い場合の通し方はこちらも参照してください。
今回は2.5センチの幅広ゴムを使用していますが、1.5~2センチ位の幅でも大丈夫です。
ゴムの取付
ゴムを縫い付ける際は端を1センチ程折り曲げて下さい。
ゴムが取れないように4角形にしっかりと縫い止めします。もちろん返し縫いもしっかりしましょうね。
完成
30分ほどで完成です。
ゴム通しに端切れを使用しない場合
ゴム通しに端切れを使用しない場合は直接バスタオルを折り曲げて下さい。
こっちの方が簡単ですが、この場合は、タオルの厚みが2重になりますので、スナップボタンがとめにくくなると思います。
その際はカシメタイプではなく、「縫い付けタイプ」のスナップボタンが良いでしょう。(これが少し面倒ですね)
あと、こちらの処理の場合は分厚くなる分、お洗濯時に「ゴムの部分が乾きにくい」というお声も聞きます。
プール移動用タオルガウンの作り方
こちらは手が通せるタイプで、教室とプールとの移動用 などとして主に使用するものです。
「プールガウン」「タオルガウン」等と呼ばれています。
上記のラップタオルと違い、あまり市販されているのを見かけませんね。需要は少ないのでしょうか・・・
長さは引きずったり踏んづけたりしない程度に気を付けて作製しましょう。
作り方は、上記のラップタオルに手を通す穴を空け、バイアステープで包む方法があります。
そしてもう一つの作り方は、タオルを2つに折ってかぶる穴を空ける方法です。
(上記とは作成時の向きが変わります)
コッチの方が良いかな・・
先ずはバスタオルの中央部分に頭の入る穴を空けます。
穴は「13センチ×24センチ位」の楕円が良いでしょう。(型紙はwordを使えば簡単に作製できますよ)
そして周りにバイアステープを利用してゴムを通します。
次に手が通る分(20センチ程)だけすき間を開けて両脇を縫います。
1.5センチ程折り曲げて縫い代をとって直線縫いして下さい。
好みにより下まで縫わずに、スリットのように開けても良いです。
(ちょっと説明が簡単になっちゃいましたね・・・)
※2018.6.21追記
リクエストが多かったため、作り方の詳細をこちらで追記しました。
これ、幼児の風呂上りのバスローブ(自分が着替えるまでの暫定)しても結構使えますよ。
作製のお問い合わせはこちらまで。
今日は、プール遊びに便利な「手作りプールタオル」のご紹介でした。
それではまた・・・