あづま袋の作り方、お弁当入れや着替え袋としても便利

ハピメイド手芸教室のmichiyoです。
皆さん、あづま袋(あずま袋)ってご存知ですか?
古くからある伝統的な形で、風呂敷包みのように、お手軽にモノが運べるとっても便利な袋です。
こんな特徴があります。
- 長方形の布を直線縫いするだけなので、簡単に手作り出来る。
- コンパクトに折りたためるので、持ち歩きにも便利。
- 風呂敷ハンドルと組み合わせればショルダーバッグにも早変わり。
とは言っても、今ではいろいろなバッグを皆さん持っていらっしゃいますので、わざわざ自作するような方は少ないでしょうね。
そんな「あづま袋」ですが、入園グッズ専門店を始めてから、毎年頼まれて作るようになりました。
幼稚園や保育園によっては、体操着入れやパジャマ入れ、そしてお弁当入れなどに指定される園があるんですよね・・
正式には、「あづま袋、あずま袋、東袋、吾妻袋」などと言う名称なのですが、プリントなどにもこれらの名称が書かれていることは、ほとんどありません。
その為、お電話などで依頼されるときは「三角形みたいな絵が重なっているバッグですけど出来ますか・・・?」みたいな感じでご依頼を請けます。(笑)
20~30代のママさんには、なじみのない名前ですよね。
あずま袋は、作り方は簡単なのですが、たまに完成品が歪んでいる方を見かけます。
今日は、間違えやすいポイントと、きれいに作るコツをご紹介しましょう。
あづま袋の生地計算
あづま袋のオーソドックスな形は、完成時に縦横の長さが同じとなります。
※縦長が欲しい方は、「縦長のあづま袋の作り方」をご参照ください。
完成サイズを先に描いてから作る場合には、下記の図を基にイメージすると良いでしょう。
例えば上記のように仕上がりサイズが30センチのあづま袋の場合、生地の用尺は下記のようになります。
【縫い代を含まない計算】
- 縦:30/√2≒21センチ
- 横:(30/√2)×3≒63センチ
【縫い代を含めた裁断寸法】
- 縦:1.5+21+1.5=24センチ
- 横:1.5+63+1.5=66センチ
このようにあづま袋は、縦:横=1:3の比率になるのが基本です。
但し、これには縫い代を含みませんので、両側に1.5センチずつ、合計3センチをそれぞれ足して裁断しましょう。
裁断のポイント
仕上がりが微妙にずれる方は、縫い代分も含めて1:3にする方が多いです。間違えないように注意しましょう。
あづま袋の作り方
幼稚園や保育園など、お子さんが使用するあづま袋は、ブロードなどの薄手の生地が使いやすいです。
今回は、シーチングを使用します。
大きさは、縦24×横66で裁断します。(おおよその完成サイズは30センチになります)
生地を裁断したら次に両端を完全三つ折りし、ステッチをかけます。
(この状態で縦24×横63になります)
次にしっかり3等分(21センチ)して、中表で畳みます。
縫製する場所は、下図の、◎と◎、▲と▲になります。
間違えないようにしましょう。
上図の◎の部分同士を縫製します。今回は1.5センチの縫い代を取っています。
先に縫った場所を一旦開き、次に▲の部分も同じ要領で縫製します。
このまま2つのコーナーを持って袋を広げると、あづま袋の形が出来上がります。
ここで縫い代を綺麗にアイロンで割っておきます。
コーナーは下図のように折り曲げて処理するときれいにできます。
縫い代を一方向に揃えます。
揃えた縫い代を、完全三つ折りします。
完全三つ折りした場所を縫製します。
反対側も同じように処理します。
コーナーはしぼる場所ですので、補強も兼ねてまつり縫いすると良いでしょう。
これであづま袋の完成です!
このサイズだと、お弁当袋としても使いやすい大きさですね。
あづま袋を綺麗に仕上げるコツ
最初に説明したように、先ずは裁断寸法を間違えないようにしましょう。
繰り返しますが、縫い代込みで1:3にされる間違いが多いです。
生地はバイアス方向に伸びる性質がありますので、製作途中で生地が歪みやすいです。
特にあづま袋は、変則的な方向の使い方をしますので、余計に合いにくくなります。
事前の地直しと、都度寸法を意識しながら作製すると良いでしょう。
お弁当などを入れた時に底のとんがりが気になる方は、巾着の要領でマチをいれても良いですよ。
製作のご面倒な方は、当店のラインナップにもございますので、宜しければご利用ください。
それでは素敵なソーイングライフを・・・