スカート、ズボン、ジャージの裾上げ方法、まつり縫いはこれで完璧!

スカート、ズボン、ジャージの裾上げ方法、まつり縫いはこれで完璧!

皆さんこんにちは

ハピメイド手芸教室のmichiyoです。

 

以前、ジーンズの裾上げのやり方についてご紹介しました。

ジーンズの裾上げ、家庭用ミシンでのやり方。おすすめの針と糸、そしてポイントは?

デニムやチノパン等カジュアルなパンツは、このように表にステッチ(縫い目)を出して裾上げをします。

簡単で楽チンですね。

 

でもスーツのスラックスや制服のスカートなど、おしゃれ着の場合は普通縫い目が表から見えないように裾上げしてありますよね。

 

このように「縫い目が表から目立たない縫い方」まつり縫いと言います。

裾上げのステッチ

 

この裾まつり、ショップに並ぶ既製服では針がギュッと曲がった「すくいミシン」と呼ばれる専用のミシンで行っています。

家庭用のミシンでも押えを変えて対応出来る機能が以前よりありますが、まつり専用ミシンのような仕上がりにはなりません。

 

ご家庭で裾上げするなら、やっぱり手縫いで丁寧にまつるのをおすすめします。

 

今日は3通りのまつり縫いについてご紹介します。

シーンによってそれぞれ使い分けして下さい。

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裾上げの「まつり縫い」は3パターン

まつり縫いと言えば前回ゼッケンの付け方として「たてまつり」をご紹介しましたね。

でも、裾上げにはこの方法はあまり用いられません。

 

裾上げのまつり方は、下記の3パターンがメインとなります。

  1. 千鳥がけ
  2. 流しまつり
  3. 奥まつり

いずれの場合も糸は同色を使用しますので、表にはわずかな点がかろうじて見えるだけです。

(色違いの糸を使っても拡大してようやく見える程度ですね)

まつりがけの表の縫い目

 

一方、内側には下記のような差があります。

流しまつり縫い、千鳥がけ、奥まつり縫いの比較

千鳥がけとは、千鳥が足を交差して歩く姿に似ていることから、こう呼ばれています。(実際見たことないですけど・・・)

流しまつりとは、糸をナナメに流すように渡すまつり縫いですね。

奥まつりとは、この状態では全く見えませんが、折り曲げた奥(内側)でまつっています。

 

奥まつりについては高級服などにも使用される方法ですが、とりあえず千鳥がけと流しまつりの2パターンをマスター出来れば十分でしょう。

私の場合は、大まかにパンツは千鳥がけスカートは流しまつりで縫っています。

 

裾は、ロックミシンを持っていればそのまま2つ折りでまつって下さい。

その方が柔らかく軽い感じで仕上がります。

ロックミシンが無い場合や、生地質によっては3つ折りでも大丈夫です。

「三つ折りと完全三つ折りの違い」や「アイロン定規の無い方」は下記の記事もご参照ください。

家庭用/職業用ミシンの三巻押え、三巻ラッパの選び方

裾上げ・三つ折りの必需品、アイロン定規は代用できるの?

裾のまつり方

今回は麻の生地を使用して説明します。

話が脱線しますがリネン100%のパンツ(ステテコ風)はこの時期とっても快適ですよ。サラサラで身体にくっつきません。

 

下準備として、まつる前にしつけを行います。

しつけ糸がなければ普通の糸でも構いませんが、糸には特長があるので知っておくと良いでしょう。

 

千鳥がけのやり方

パンツやジャージなど裾上げ全般に向いています。

手間もかかりますが、その分最も丈夫なまつりがけです。

私も最初の頃は普通にまつっていましたが、この方法を覚えてからはこちらで縫うようにしています。

 

右利きの人は、普通右から針を通して縫いますが、千鳥がけの場合は左から縫い始めます。

【手順1】縫い代の内側から針を出します。(端から5ミリ程度の位置です)

千鳥がけの縫い方

 

【手順2】少し右側の表布の織り糸を2本程度すくいます。

千鳥がけの方法

 

【手順3】三角になるような位置で、縫い代の織り糸を2本程度すくいます。

千鳥がけのやり方

 

【手順4】この動作を繰り返していきます。

千鳥がけの縫い方

流しまつりのやり方

こちらも裾上げには広く用いられるまつり縫いです。

やさしくまつりますので、柔らかい生地やフレアスカートのような広がるスカートに向いていると言えるでしょう。

簡単に早く出来るメリットがあります。

【手順1】縫い代の内側から針を出します。

流しまつりの縫い方

 

【手順2】5ミリほど先の表布の織り糸を2本程度すくったあと、同じく5ミリほど先の縫い代の裏から針を出します。

流しまつりの方法

 

【手順3】この動作を繰り返していきます。

流しまつりのやり方

 

奥まつりのやり方

布端を直接まつらずに、数ミリ奥をまつります。

縫い目が裏からも見えない為、糸が脚などに触れる摩擦で切れにくくなります。

はじめての方には難しく見えますが、流しまつりをマスターすれば、少し奥でこの作業を繰り返すだけです。

 

縫い代を少しだけ折り曲げて縫うのですが、慣れないうちはその動きが少しやりにくく感じるでしょう。

実際手芸本をまねて縫おうとすると、ぎこちなくなります。

そんな時は生地を上下逆さにして生地をZのように折りたたむ事により、自然に内側を縫いやすくなりますよ。

(下の画像は全てその方法で縫っています)

【手順1】縫い代の内側から縫い糸を2本程度すくいます。

奥まつりのやり方

 

【手順2】5ミリほど先の内側の織り糸を2本程度すくったあと、同じく5ミリほど先のロックの部分から針を出します。

奥まつりの方法

 

【手順3】この動作を繰り返していきます。

内側から割った状態ではこんな感じになります。

奥まつりの縫い方

 

以上、裾上げ用のまつり縫いの3パターンの紹介でした。

いずれの場合も、コツは表側にひびかないように、糸の締めすぎに注意して縫う事です。

これだけマスターすれば、もう裾上げも自宅で出来ますね。

裾上げテープもありますが、やっぱり手縫いの仕上がりには勝てません。

それでは素敵なソーイングライフを・・・

 

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